施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今日は、昨日訪問した患者さんの所でのお話です。
Nさんにお体の調子を尋ねると、「大分悪いんだ。」と言うので、どのように悪いのかを詳しく伺うと、「マッサージ器で腰を揉んでたから、腰は大分良くなったんだ。でも手の症状がひどいんだ。」と言うのです。
Nさんは要介護4の認定を受けており、腰部と下肢に疼痛が見られるのですが、その疼痛を和らげるために、手で押さえる形のマッサージ器を使用したようで、押さえていた手の方が痛くなってしまったようでした。Nさんの手の痛みが気になりながら、まずは、主訴の腰部・下肢をしっかり施術させてもらいました。施術終了後、Nさんが「ハァ~、良かった。痛いけど気持ち良かった。」と、心底スッキリしたぁという思いが伝わる声で、満足気に喜んでくださいました。そして、術後の脚の動き方が、術前より良くなっていたと達ちゃんが教えてくれ、私も安堵と同時に嬉しくなりました\(^_^)/
その後、気になっていた手の痛みケアの方法をお伝えすることにしました。やり方として、奥さんのご協力が必要な旨を伝え、達ちゃんの手を借りながら、私が実際にやり方をNさんご夫妻に見せることで、痛みのケアの仕方をお伝えしました。すると、奥さんが「また私に言ってくるんじゃない?(笑)。」と、ちょっぴりあきれたように言います。すかさずNさんが、「じゃ、お母さんにやってもらうかな!o(^-^)o」と笑いながら言いました。その光景が何とも微笑ましく、みんなで和やかな笑いに包まれました(^^)
Nさんは、腰部や下肢の疼痛がひどいと奥さんに揉んでもらうそうですが、Nさん曰く「お母さんは全然駄目なんだ。」とのこと。奥さんも「私がやると駄目なんだって。」と話してくださいます。Nさんご夫妻はいつも仲良しなのですが、今度は奥さんのマッサージも、Nさんから合格がもらえるといいなぁと思いました(^^)
些細なことではありますが、ご縁をいただいた大切な患者さんと、ご家族さんの喜び笑顔が益々増えますように…。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。