皆さんこんにちは、鴫原です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
施設に入所しているYさんのところでのお話です。
コロナ禍になってから、予防のため外出制限があり、お部屋にいる時間が増えました。
テレビを見るなどして過ごすようですが、コロナ感染者が増えたことや、ロシアとウクライナの紛争などのニュースばかりで気が滅入ってしまっています。
お話をするときも、ネガティブな言葉が出てくる状態で、Yさんの辛さが伝わってきます。
ですので、少しでも気分転換になればと思い、美都子先生のお宅の庭に咲いたお花の写真を見せました。
すると、Yさんの表情がパァッと明るくなりました。ニコニコした表情で「コレは○○だない(○○ですね?)」「いゃ〜、花は心が和む、生の花はいいない(いいですね)」
と、写真でもだいぶ喜んでくださいました。
桜の話題にもなり、おすすめの桜の場所や思い出の桜の場所、こんな桜が咲くんだ、ということなど、楽しそうに話してくれました。
この週末は気温も上昇し25〜6度になるようで、桜が満開になるのではと思います。
桜の写真も撮影して、Yさん含めてなかなか外出ができない患者さんにご覧いただこうと思います。
ひめさゆりの理念の1番目にある精神的苦痛の緩和に繋げ、少しでも、写真から春を感じて心が和んでくれたら私たちも嬉しいです。
引き続き寄り添いながら、心身のサポートをしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。