皆さんいつもご覧いただきありがとうございます、鴫原です。
昨日お伺いした患者のNさんご夫妻宅でのことです。
いつもは、奥様が玄関で迎えてくださるのですが、その日はNさんが対応してくれたのです。
お宅にあがらせていただくと開口一番に、
「妻が入院しちゃったんだ。」と伝えてくださいました。
私たちも大変驚きでした。
「妻がいないと寂しくなるな…」と寂しさを口に出されていました。
「今まで妻に色々とやってもらっていたから、
いざ自分が力になろうと、何かやろうとしても意外と何もできないんだなぁと思う。」と話すNさん。
普段、Nさんは口数が多い方ではないのですが、その日お伺いした時は、いつも以上にお話をされていました。
寂しさの表れかと思います。2人でいることが当たり前だったと思うので、本当寂しいと思います。
その日はたくさんお話を聴かせていただきました。
次回お伺いする際も、少しでもNさんの寂しさが緩和するように、たくさんお話ができればと思います。
社訓の「対話、共存」を意識しながらケアしていきます。
少しでも、喜んでいただけますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。