皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
施設入所しているNさんとのお話しです。
Nさんは脳梗塞の影響で失語症があります。日常会話の理解はできていますが、伝えたい言葉が出てこず、「わかんなくなっちゃった」ということが多いです。
ご家族やケアマネさんから、会話も通しながら気分を上げて欲しいご希望があり、試行錯誤しながらもコミュニケーションをとっています。
キーパーソンの姪っ子さんから、Nさんの事を色々伺うとワンちゃんを飼っていたとお話がありました。
先日Nさんにワンちゃんの話題を出してみてコミュニケーションを図りました。
すると顔色がパッと明るくなったのがわかりました。
どんなワンちゃんだったのかを聞いていくと、「大きくはない」「白と黒と茶」「短足」とのこと。
ダックスフントかなぁと思いスマホで画像を出してみると、頷いてはくださったけど、なんとなく違うような印象。
その日は時間が来たのでそこまででした。
また別な日に伺った時は、コーギーかも!と思ったので、スマホで調べた画像を見せると、うんうんと頷かれました。
テンションが上がったのを感じ取れました。
しかも、犬種の名前も「コーギーだっけ?」とNさんの口から出てきました!
短い足がかわいいようです^_^
また美都子先生がワンちゃんの名前を聞いてくれたとき、違う名前を答えていましたが、Nさんが違うと気づき訂正しました。
「チビだと思うな…………あれ…違うな……ハナか!」
と言った具合です。
本当の名前は姪っ子さんから伺っていたので、しっかりとハナちゃんの名前が出てきたときは感動しました。
Nさん素敵です(^^)
ハナちゃんの話題をまたしながら、Nさんの気分があがるように心と体のケアに努めます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。