皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
前回「おめかし」という記事での、驚いた話に続きがあるとお伝えさせていただきました。
ですので、今回、施設入所のNさんの、他に驚いたお話をご紹介します。
以前記事にしたように、脳梗塞の後遺症で右片麻痺があります。
ただ、神経は通っていますし、不随意運動もしています。
もしかしたら、自分でちょっとでも動かせる可能性が多少なりともあるかもしれない。と院長に教えて頂きました。
そこで、今動かすことのできる左上肢と合わせて、バンザイ(肩の挙上)運動の機能訓練を図るようにしようと、美緒子先生と協力しながら行うようにしました。
美都子先生がバンザイの動きを何度か徒手運動し、今度は自身で動かしてもらうよう声かけしました。
皆さん、お察しかもしれませんが、一緒にバンザイの動きをしてもらったら右の上肢もかすかに動いたのです!
前腕の動きが挙上するような動きをしていました。
声かけして、ご自身で動かしているような感じが見受けられたので、「かすかに動かせているかも!」と美都子先生と驚きました。
人の体ってすごいですね(^^)
引き続き、Nさんの可能性に目を向けながら機能訓練に取り組み、拘縮の進行を遅らせたり、残存機能の維持をしたりと、支援していきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。