施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
私は、施術者として自己研鑽するために、福島県鍼灸あん摩マッサージ指圧師会の会員になっています。
師会では、定期的に会員向けの研修を行っているのですが、昨年は、福島県障がい者理解促進活動補助金事業として、一般県民の方も参加出来るオープン・セミナーが開催されました。
そして今年も昨年に続き、10月の第1日曜日にオープン・セミナーが開催され、田村さん、達ちゃんと一緒にセミナーに参加してきました。
昨年は救急対処法、心肺蘇生法、AED使用法、視覚障がい者・高齢者の誘導介助でした。今年は、肢体不自由障がい者向けの車椅子介助、杖歩行介助技術講習です。
まず、数種類の車椅子、歩行器、杖を実際に触らせてもらい、講師の先生から、形状の違いや特徴、使用目的、使い方などをご教授いただきました。
また、たたんである車椅子を座れる状態にセッティングするやり方、注意点などを、実際にやりながら学びました。車椅子を使用出来る状態にセッティングすることは経験が無かったので、シートと車輪の間にある板に指を挟めないように注意する、ということなど、とても勉強になりました。
車椅子の介助法では、私が介助を受ける役になって車椅子に乗り、段差をまたぐ介助の体験をしました。
危険を安全に回避する、車椅子の介助を受ける患者さんの感覚を体験出来たり、患者さんが安心出来るような声掛けの仕方などはとても参考になりました。
それから、4点歩行器を、実際に使って歩行体験をしました。歩行器が思いのほか軽かったのが感動しました。補装具の、使う人の立場に立って作られている工夫が素晴らしいと感じました。
私たちが現場で携わる患者さんも、ほとんどの方が歩行器や杖を使っています。また、施設では車椅子を使用している患者さんもいます。現場で患者さんの立場に立ったり、実際に介助サポートするケースが出てきた場合に備えて、チームひめさゆりのメンバーと一緒にセミナーに参加出来て良かったと思いました。
達ちゃんと田村さんも、勉強になった、参考になった、受講出来て良かった、と言ってくださったので、私も嬉しかったです(^^)。
この学びの機会をいただけたことに感謝です。今回学んだことを現場で活かし、これからも真心と思いやりで慈愛の追求をしていきます!
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。