先日、競泳の池江璃花子選手が、日本選手権において大会4冠を達成したと報じられました。また、ゴルフのマスターズ・トーナメントでは、松山英樹選手が日本人として初のメジャー制覇を遂げたことで、日本中が歓喜の渦に湧きました。
僕はどちらのニュースも感動しました。池江選手は昨年白血病に倒れ壮絶な闘病生活を送り、その時の気持ちを語っていました。あるドキュメンタリー番組で、退院後トレーニングを開始し、思うように体力も気力も乗らない彼女の等身大のメッセージが映されていました。パリ五輪に焦点を合わせたトレーニングを進めていくような流れで番組は終わりました。それを見ていてパリ五輪を目指すことが最善なのだろうなと思っていました。しかし、池江選手はもともと東京オリンピックに出場して金メダルを獲得することを目指していたことから、今回の4冠達成がその目標からブレなかったのだということを証明したのだと思いました。実際に東京オリンピックへの出場権を獲得してしまったのですから、本当にすごいというしかありません。
また、マスターズ・トーナメントを優勝した、松山英樹選手も本当に素晴らしい快挙を遂げたと思います。歴代の名だたる有名日本人選手も成し遂げることができなかった優勝です。あのグリーンジャケットを羽織った松山選手がとても眩しく、そして誇らしく思いました。
僕はこの二つのビックニュースから、勇気と希望、そして諦めずに目標に挑戦し続けることの大切さを教わりました。また新型コロナ感染症の影響で、全世界の日常がガラリと変化し、東京オリンピック開催もどのようになるのか先が見通せない状況の中、池江選手、松山選手は大きな希望のメッセージを私たちに与えてくれたと思うのです。何が何でも新型コロナを収束し、みんなが笑い合える日常を取り戻したい、オリンピックをとおし多くの人の希望となって世界平和を実現したいという、二人の強い願いがバシバシと伝わってきました。
間違いなく希望の光だと思います。正直スポーツでこんなに感動をしたことはありませんでした。でも今回の二人の活躍を見させてもらって、改めてスポーツの素晴らしさ、真剣に一つのことに打ち込むことの素晴らしさと価値について深く気づくことができました。
僕も訪問マッサージの仕事をとおし、縁ある皆さんへ勇気と希望を与え続ける存在になっていこうと、改めて固く心に誓いました。
池江選手、松山選手に心から祝福と感謝の気持ちを送ります。
本当におめでとうございました。本当にありがとうございました。