院長の鈴木です。いつもホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
現在、坐骨神経痛と変形性膝関節症の症状を抱えている患者さんがいるのですが、毎週鍼と灸を施し経過観察を続けています。
今日もいつものようにお伺いして、状態を確認し治療を開始して間もなく、患者さんから嬉しい報告がありました。それは、月曜日、火曜日の2日間温泉に行ってきたというものでした。ゆっくりと温泉に入り、おいしい食事を食べ、たくさんの深緑を体いっぱいに感じることができ、久々に楽しめたというものでした。
今までは痛みと痺れがひどく、一日の大半を横になって過ごしており、たまに玄関から外に出るくらいが関の山の状態だったのに、今回は友達と温泉に行ってくることができたそうなのです。もともと農家で生まれ育ったこともあり、自然豊かな環境に居たことで、田舎暮らしが夢だと話しているのですが、現在は街中で暮らしていることで自然を感じたいという思いだけが先行していると話す患者さん。ですから、今回の温泉と大自然を満喫できた喜びは、その明るい笑顔と口調から容易に想像がつきました。
話を聞きながら、僕自身がその体験をしたかのように嬉しくなりました。何年も治療をしている方なので、色々な体の状態や心の状態をみてきただけに、心底嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
これからも、この患者さんのように、心からの喜びを感じてもらえるような関りをしていき、健康寿命を延ばすという本質をしっかりとみていこうと思いました。
喜びの報告をありがとうございました。