施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
私が担当している患者さんに、90代で独居の方がいます。先日、施術を始めてから10分ほどで、施術を終わりたいとの申し出がありました。Tさんがこのような申し出をされたのは初めてだったので、最初は動揺しましたが、Tさんのお気持ちを尊重し、その通り応じました。
その後、Tさんは私たちに、「コタツに当たりませんか?」とお声掛けしてくださいました。次の患者さんの移動のこともあったので、5分ほどしか時間は取れませんでしたが、その旨をお伝えした上でコタツに当たらせてもらいました。Tさんは「大したものではないですけど、これどうぞ。」と言って、私たちに味噌パンをご馳走してくださいました。まだ新型コロナが終息していないので、通常はその場で食することはしないのですが、Tさんのご厚意に感謝し、お気持ちを汲み取り、マスクは食べる時だけずらす形で達ちゃんと一緒に、いただいた味噌パンを食べました。そして、5分ほどTさんとおしゃべりをしました。
Tさんは、デイサービスも利用されているのですが、デイサービスで取り組まれた演習問題や、作った作品などを私たちに見せながら、思いを交えて色々お話をしてくださいました。
Tさんは元々、お茶をしながらおしゃべりをすることがお好きだと話されます。気丈な方ではありますが、最近、認知症の兆候が出だしてきており、大分不安を抱かれているようです。独居ということもあり、誰かと団らんのようなおしゃべりをしたかったのかもしれません。
私は今まで、患者さんへの寄り添いは、施術中、傾聴しながら行うイメージがありましたが、今回のような形での心のケア、寄り添いもあるのかもしれないと、学ばせていただきました。現場では予測出来ないことが今後も出てくるとは思いますが、患者さんからいただく学びに感謝し、患者さんの望みを如何にして叶えるかを考え、そこからの学びを「慈愛の追求」に生かして、これからも真心で尽くしていきます。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
3月号のニュースレターが完成しました。
●トップ記事:幸せへの第一歩
先日のラジオ出演、心に残った内容を記してあります。
●ひめさゆり施術体験記
●健康長寿のツボ
●当院で使用している抗原検査キットについて
●編集後記
※裏面に関しましては、一部個人情報を載せているため、HP上では割愛させていただいております。
毎回つくる度に、読んでくださる方々への思いが強くなっていくのを感じます。患者さんやご家族さん、お取引先さんがいつも楽しみに待っていてくださっています。ありがとうございます。
このニュースレターが、読んでくださる皆さんの健康に、少しでもお役にたてれば幸いです。
皆さんこんにちは、鴫原です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日患者さんのNさん宅に訪問した際、すごいものを見せていただきました。
なんと日本刀を持っていたのです!
本物です。
でっかい木刀みたいなのがあるなとは思っていましたが、それは木でできた鞘に収まっていたものでした。
実際、ご家族様が鞘から抜いて見せてくださいました。本物を間近で見ることは初めてでしたので、とても驚きました。うまく表現できませんが、放つ雰囲気が違うなと感じました。
Nさんは日本刀をオレンジの光に当てて刃文を見るのが好きなんだと話してくださいました。
それ以外にも体が動く頃に作ったという手作りのパチンコなどを見せてくださいました。
クオリティがすごく高く、職人並みなのではないかと感じるほどです。
また、作ること自体がとても楽しいそうで、ウキウキしながら話されていました。
日本刀の実物を見る機会はなかなかないので、貴重な体験をさせていただきました。Nさんありがとうございました。
こうやって、皆さんの大切なものを見せていただけ、見聞を広められることはありがたい事です。
今後も訪問マッサージを通して健康寿命を延ばすサポートをさせていただき、その中で皆さんから大切なことを学ばせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、ついに私もQuality Visionデビューさせていただいたお話です。
ひめさゆり訪問マッサージでは、社外研修として、社員全員が定期的にアチーブメントの能力開発講座を受講しています。同じ受講生に、院長と私を含め、視覚に障害を持つ方が福島県内と関西地方に数名いらっしゃるのですが、その中でも、『いじめ、差別、虐待の無い、豊かで明るい社会の実現』というビジョンの元、社会貢献活動をされている『ベーシックプロスピーカー』という資格を持つメンバーが、院長を含め4名いらっしゃいます。
その4名で、『Quality Vision』というYouTubeチャンネルが作られました。このチャンネルは、視覚支援学校の学生さんたちや、視覚に障がいを持つ方に良質な情報を提供するために作られ、その情報から考え方や捉え方が変わると、人生を良い方向に切り開いていけるということを知ってもらい、希望を持って欲しいという皆さんの想いから作られたチャンネルです。
そして昨年12月、有り難いことに、ゲスト出演して欲しいというオファーをいただきました。私は常日頃、「私が、その方の本質を生かすきっかけになるなら、お役立ちの存在になりたい!」という想いを強く持っているので、このようなオファーはとても有り難いものでした。でも、初めてなので最初はアワアワしましたが(苦笑)、即答で快諾しました。
収録当日、内心は、何をどう話したらいいんだろうという不安がありましたが、司会の鳥井さんが上手なMCでエスコートしてくださり、私の不安も消え、等身大でメッセージを伝えることが出来ました。本当にありがとうございました。メンバーの皆さんから、「また遊びに来てください」というお言葉をいただき、本当に有り難かったです。改めまして、
是永ベーシックプロスピーカー、
鳥井ベーシックプロスピーカー、
松前ベーシックプロスピーカー、
鈴木ベーシックプロスピーカー(院長)、
大変お世話になりました。ありがとうございました。
私は、この『Quality Vision』から配信される動画が、障がいの有無に関わらず、『心の障害』に苦しまれている方々が、その苦しみから解放される場になることを、心から願っています。
私がゲストとして出させていただいた動画が、今月アップされたので、よろしければご覧ください。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
皆さんこんにちは、鴫原です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日行われた、オンライン勉強会で学んだこと、感じたこと、気づいたことなどを、シェアしていきます。
今回はテーマが「リーダーの素質」でした。
皆さんはリーダーと聞くとどのようなイメージがあるでしょうか?
1部ではDVDを視聴しての学習。
2部ではゲストプレゼンターによる講演でした。
一番響いたところとして、
「身近な人を大切に出来ない人に真の成功者はいない」
これは、ゲストプレゼンターの講師が伝えてくださいました。
その言葉を聞いて、私自身、八方美人や自己犠牲で生きてきたなぁと振り返るとそう思います。
大切なんだと頭ではわかっていても、実際何か行動に移せているかと聞かれると、まだまだ自分、家族のことは後回し。他人の目が気になってしまう。そんな弱い自分が顔を覗かせてきます。
だからまずは「自分」という一番身近な存在、そして家族を大切にしていきたいと感じました。
「ありがとうを伝える」「美味しいものを一緒に食べる」など小さいことですが、できることは多々あると思うので、それらを実践です。
そのためにも、今後もこうしてともに学べる環境で学んで成長していきます。
自分のことを大切に出来るからこそ、他の人のことも大切に出来る。自他ともに可能性を探求できる。
リーダーとはそういう人の事を指すのだろうなと私は感じました。
読んでくださった皆さんにも何か参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。