施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
本日、患者さんのK子さんの施術をしている時の会話で、心打たれたお話がありました。
その内容は、「娘から、『買い物する時に荷物も入れられるし、押し車を使ったら?』と言われるんですけど、押し車を使っている人を見ると、すり足になっているから、楽な方に頼ると足が上がらなくなるでしょ?そうはなりたくないから、杖を使って自分の足でちゃんと踏みしめて歩きたいと思っているんです。だから娘には押し車は使わなくていいです、て言ってるんです。」と言うものでした。
K子さんは、脳梗塞と交通事故の後遺症で、外を歩く時は杖が必用な方です。脳梗塞は10数年前に発症し、その時のリハビリの辛さをよく分かっているので、「3ヶ月寝たままだと、筋力が落ちて体が動かなくなるんです。リハビリで体を動かす時は本当に辛かったです!」と、ご自身の体験を話すことがあります。
K子さんの「悪い状態に戻りたくない!」という向上心には、いつも頭が下がります。そして、いつも自主的に努力をされ、人としての在り方を背中で見せてくださり、本当に尊敬しています。
今回、K子さんの想いを聴いて、患者さん皆さんの幸せ笑顔がもっともっと増えますよう、改めて「患者さんの願望を自分の願望にして、その願望を叶えるお手伝いを、熱心に、最高の真心を込めてさせていただくぞ!」と、決意を新たにしました。
未熟な私を、このような気持ちにさせてくださる、人生の大先輩に心から感謝します。本当にありがとうございます。
これからも、「患者さんの願望を叶えるためには、どうすれば一番効果的か?」が出来るようにスキルアップしていきます。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。