施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
昨日、施設に入所している患者さんのAさんの元へ施術に伺いました。2~3ヶ月前ぐらいから、パーキンソン病の症状が徐々に進んできたAさんは、ご自身でもそのことを自覚されています。他にレビー小体型認知症も既往しており、どちらの病気も進行性の病気です。
パーキンソン病は、体の動きに関わる運動性と、自律神経やメンタルに関わる非運動性の症状があり、進行性の病気だと分かってはいるのですが、やはり目の当たりにすると、一日でも長く進行が遅くなって欲しいという想いが溢れます。
そこで、私たちに他に出来ることはないだろうか?と考え、いつもAさんのサポートをそばでしてくださっている施設のスタッフさんとの、横の繋がりの連携したサポートに協力できればと思い、正解は分かりませんが、パーキンソン病とレビー小体型認知症についての資料を作って施設さんにお渡しし、スタッフさんと共に病気の理解を深めて、より効果的なサポートに最善を尽くせるようにしたいと思いました。
そのことを院長に相談して了承をいただき、現在、院長のご協力をいただいて資料を作成中です。有り難いことです。
また、今週はAさんの状態がかなり思わしくないので、私たちが施術で関われる時間は20分ですが、その時の状態もスタッフさんにその都度お伝えしたほうがいいかもしれないと感じ、今週から、施術後、施設の担当ケアマネさんにAさんの状態報告を始めました。
日頃から、患者さんファーストで横の繋がりの連携したサポートを大事にしたい思いもあり、トライ&エラーや葛藤をしながら、最善を尽くし、一歩一歩実践中です。ひめさゆりの企業理念に「医療及び介護専従者、また地域住民との連携により、社会貢献に努めます。」という文言があります。
今後も企業理念に従い、試行錯誤をして、皆さんと力を合わせて、患者さんとご家族さんの幸せ笑顔を増やせるよう、最善を尽くして尽力していきます。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。