皆さんこんにちは、鴫原です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日美都子先生も記事に書いた、ともに初めて担当した旅立たれたMさんについて、私も思いを綴ろうと思います。
Mさんのマッサージを再開できる日を心待ちにしていましたが、お会いすることが叶わず寂しい気持ちです。
なかなか実感が湧かず、ご自宅に伺えば実はいるのではないかと思ったほどです。
先日、お焼香にお伺いし、いつもマッサージをしていたベッドがないことや、Mさんのお姿が写真の素敵な笑顔に変わっていたことで、ようやく実感が湧いてきました。
Mさんとの思い出はたくさんあります。
「泊まっていきな」と家族のように温かく関わってくださったこと。
大好きなかっぱえびせんをカリッ、サクッといい音を立て、CMに出れるようなくらい美味しそうに食べていたこと。
普段の水分摂取を美味しそうにごくごくと飲んでいたこと。そして、飲み終わったあとは「ありがとう」と必ずと言っていいほどご家族様への感謝をされていたこと。
帰り際に、「手を握って」と言って、手を握ると「帰らないで」と寂しそうにおっしゃり、そして握る力がとても強かったこと。
桜の写真を見せたとき、「それください!」と元気に言うくらい、お花がお好きだったこと。
自力で体を動かせなかったMさんが、自分で右下肢を二、三度動かしたことがあり、感動を与えてくださったこと。
何気ないことで「ハハっ」と笑い、こちらまで笑顔になってしまうくらい、素敵な笑顔をみせてくださったことなど、多くのことが思い出されます。
Mさんとの思い出は振り返ると数えきれません。
また、Mさんのお姿からは、どんなことがあっても「生きる」という強い信念、「周りの人への感謝」など、多くのことを学ばせていただきました。素敵な時間を一緒に過ごせたこと、Mさんとのご縁に感謝です。本当にありがとうございました。
天国でもMさんのまぶしい笑顔がいっぱいでありますように…。
最後まで読んでいただきありがとうございました。