皆さんこんにちは、鴫原です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
独居のTさん宅でのお話です。
認知症の不安のあるTさんのためにイボイボのボールを使った運動を取り入れています。
脳に刺激を与え認知症の進行を遅らせるためです。
今回は、ボールの大きさを少し小さくして持ちやすいであろうものを準備しました。
今まで用意していたものは女性が握るには気持ち大きめでした。
そこで女性でも握りやすい小さめのものを用意していきました。
いざ、運動する時に早速気づいてくださり、
「あらー、これは手に収まって握りやすくていいね。ちょっとした時に握るのもいいわね。」と、とてもにっこりとした表情で喜んでいました。
ですので、ボールをプレゼントしました。
するとこれまた、マスク越しでもわかるくらい、とっても喜んでくれました。
用意した甲斐がありました^_^
Tさんは、
「あんまり外に出ないから、家にいながらちょっとした時に握ってみます」と、運動をしてみる主体的な発言をしてくださいました。
このボールが少しでも進行を遅らせる足がかりになればと思います。
笑顔が増えている印象もあるので、これからも慈愛を追求して、患者さんの悦びを引き出していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。