施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
前回、11月15日の「嬉しい驚き(^^)」という記事で、軽度認知症がある患者Kさんの施術に伺った際の、嬉しい驚きエピソードのことを書きましたが、今回はその続きの嬉しいお話です。
昨日Kさんの元へ伺いました。施術中、またKさんから「歌、いいよね。歌、また掛けてみる?(^^)」と、楽しそうにリクエストがありました。なので、私もKさんの意図を汲み取り、「あ、また(高校三年生を)掛けましょうか?」と言うと、達ちゃんもKさんの意図を察して、YouTubeで舟木一夫さんの「高校三年生」を再生してくれました。
そうしたら今度は何と、Kさんが「高校三年生」のメロディーを鼻歌で歌い始めたのです!サビに来ると、ついには声に出して一緒に歌いはじめたのです!Kさんが歌を歌ってくれたのは初めてのことだったので、とても驚きましたが、すごく嬉しかったです\(^_^)/。
しかもKさんの歌が上手だったので、「Kさん、歌、お上手ですね。」と言うと、「え?そうかい?(^^)」と喜んでくださって、「昔、実家の方に来てくれて、みんなで聞きに行ったんだよね。で、着物とか着て色々やってくれて良かったよ(^^)」と、舟木一夫さんが、Kさんの地元へコンサートに来た思い出話しを、またしてくれたのです。前回聞かせてくれた思い出話しよりも、更に詳細になっていました。嬉しい驚きでした(^^)。
それだけではなく、今回はKさんのほうから大好きなお孫さんのことまで話してくれたり、それ以外でも積極的に話しをしてくださることが多くなって、より心を開いてくれている感じがしました。本当に有り難いです。
これからも、患者さんの「喜び笑顔」のため、色々試行錯誤をしながら、真心での関わりを心掛けていきます。そして患者さんたちとの信頼を深められる関わりが出来るように、達ちゃんと二人で磨きを掛けていきます(^_^)V。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。