皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
本日は立春。
暦の上ではもう春ですね。
沖縄ではもうヒカンザクラという桜が開花したというニュースもあり、温かい話題にホッコリしました。
桜の話題もありますが、2月は何となく梅の花を思い浮かべます。そして、そこから独居のTさんが教えてくださった「梅の一生」を連想します。
◆◆◆
二月三月花ざかり、うぐひす鳴いた春の日のたのしい時もゆめのうち。
五月六月実がなれば、枝からふるひおとされて、きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売。
もとよりすっぱいこのからだ、しほ(塩)につかってからくなり、しそにそまって赤くなり、七月八月あついころ、三日三ばんの土用ぼし、思へばつらいことばかり、それもよのため、人のため。
しわはよってもわかい気で、小さい君らのなかま入、うんどう会にもついて行く。ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。
引用:
https://www.worldfolksong.com/sp/songbook/japan/umeboshi.html
◆◆◆
この話題を、昨日訪問した時にTさんにお伝えすると「よく覚えてっこと〜」と明るくお話しくださいました。
「今まで何十人に教えてきたかね〜」と話す顔から、多くの人に教えて来たであろう優しい姿が目に浮かびました。
1ヶ月半くらい体調不良でお休みし、最近再開したばかりなので、認知症の進行も心配でした。脳の体操にも繋がるかなぁと、ふと思い、この話題を振ってみました。歌ってくれるかなぁと淡い期待も込めてではありました。
特にリクエストをしたわけではないので、残念ながら歌はありませんでしたが、楽しそうにお話ししてくださったので良かったです。声にもハリが出ていたのでそれも嬉しかったです。
次回訪問時に、Tさんの健康寿命増進に繋がるように、歌のリクエストをしてみようと思います(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました。