施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
昨日、独居で頑張っている80代Tさんの施術に伺い、とても嬉しいことがありました。
会話で、「本当は押し車のほうが楽なんだけど、最近杖を使って、40分歩いて歯医者に行ってきたんだ。この3ヶ月は散歩も出来なかったから、デイサービスの人に、よく歩けたねって褒められたよ。嬉しかったぁ(^^)。」と話してくださいました。
Tさんが、施術をしている私の手をポンポンと触りながら、「あんたのお陰だよ。ありがとう(^^)。」と、おっしゃってくださいました。
Tさんは、本施術を開始して約8ヶ月になります。開始当初から、施術を受ける度に、各部位毎に「あー、痛い、効くー。あー、やっぱり頼んで良かったぁ。あー、良かったぁ。幸せー。これはやってもらうのが楽しみだぁ。」と、内側から込み上げるような感動を口にされて喜んでいました。
施術後も「もっと早く頼んでいれば良かったぁ。悔しい。」、「ありがとう。また楽しみに待ってるから。幸せだぁ。」と、大変喜ばれていました。でも、「あんたのお陰だよ。」と言ってくださったのは、今回が初めてでした。本当に有り難かったです(^^)。
でも一番嬉しかったのは、達ちゃんがTさんに、「一番頑張ったのは、Tさんですよ。Tさんが頑張ったからです。」と言ってくれた時に、「そうだね。私、頑張ったね!(^^)」と、Tさん自身が自己承認したことです。人から褒められることは、確かに自己肯定感は上がります。でもそれ以上に自己肯定感が上がるのは、『努力している自分を、一人の人として、自分で褒めること。自分で認めてあげること。』そしてそれが、『自分を大切にすること。自分に愛を掛けること。』になります。だから、Tさんはとっさに言っただけかもしれませんが、その自己承認の言葉が嬉しかったです。
私たちは、施術や会話を通して、患者さんやご家族さんの願望、希望を叶えるお手伝いをさせていただいていますが、患者さんたちの喜び笑顔が増えて、元気に長生きしていただけますように、これからも真心施術と会話のスキルを磨き、患者さんに寄り添って慈愛を追求していきます。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。