ドライバー部門の田村です。
今回は、私が毎日読んでいる本を皆さんに紹介したいと思い記事にしました。
本のタイトルは「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」で、表紙にデカデカと記してあります。致知出版社より発行されていて、1月1日から12月31日まで、1ページ毎に一人一人の素敵な生き方が書かれていて、まさに人生の教科書と呼べる内容になっています。
その中で今回は、5月5日の内容がとてもよかったので、みなさんにお話します。
そのページに登場する方の名は、西田文郎さんです。以下本文の一部を引用しました。
「若い頃に師と仰ぐ方から教わった内容の一つです。本当の苦しみは人生に三回しかない」と言うんです。
一回目は生まれて来る時。記憶には残りませんが、人は産道を潜り抜けるという大変なことを乗り越えて生まれてくるわけですから、誰しも皆運があると。
もう一回は死ぬ時です。自分の意思とは関係なく、死は訪れ、息を引き取ります。
これは大変な苦しみですよね。
そうすると、人生で本当に苦しむことはあと一回しかない。
それなのに多くの人は、十番目か二十番目か、あるいは百番目の苦しみに出遭って大騒ぎしている。
いま苦しんでいることは、自分の人生で何番目の苦しみかなのかを考えろと、二十代前半で教わりました。
だから僕も苦しいことはありましたが、その苦を楽しんで生きてきました。振り返ってみると、ツイていましたが、まだ運を感じるほどの苦はなかったかもしれないなと思います。
と書かれてました。またさらに、
「苦しみを克服した人にしか”運”はないんだ」一代で大きなことを成し遂げた人は、自分の努力ではどうしようもない様々な逆境、ピンチを潜り抜けてきています。その時、初めて「運」というものを体験するのだ思うのです。
とも書いてありました。
このぺージを読んで、果たして自分は苦しみを、どのように克服してきたのかを考えるきっかけを頂きました。仕事をする時など、上手く行かずに苦しんだこともありましたが、この本を読んでみると考え方が変わりました。
この考え方を基準にした時、その苦を楽しんで生きるということにも気づかされました。克服出来たのかとか?また出来ていなければ、次の一手を繰り出すことに集中して、成し遂げるという行動を選択するのだと思いました。
皆さんの中には、既にこの本を読んでいる方もいらっしゃると思いますが、読んでいない方に少しでも参考になればと思います。私にとって人生の羅針盤となるこの本を、これからもずっと読み続けていこうと思います。
最後までお読み下さり誠にありがとうございました。