施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今日訪問した、認知症がある90代男性患者Kさんのエピソードです。
Kさんは、以前近所を歩いていた際、顔から転倒してしまい、その時たまたま通りかかった青年に助けてもらったそうです。でもKさんは、その青年の顔も名前も分からず、お礼が出来ていない事を悔やまれていて、何度かそのお話をしてくださいます。
今日もそのお話をされたのですが、話の中で、「その犯罪者が見つからなくて、お礼が出来なくて参った。」と言っていました。娘さんから「犯罪者かい?犯罪者じゃないでしょ。」と突っ込まれていました(笑)。
達ちゃんが思わず「恩人ですね。」とフォローをすると、Kさんは、「そう。恩人が見つからなくて参った。アハハハハ。」と言っていました(^^)。娘さんは苦笑いでしたが、Kさんは温和なおじいちゃんで、そのキャラクターとのギャップもあり、私たちは思わずホッコリしてしまいました(^^)。
また、施術中の会話で、Kさんから「先生は、生徒は沢山いるんですか?生徒は沢山いるんでしょ?」と言われ、一瞬何を言われているのか分からず、返答に窮したのですが、これは担当患者さんのことを言っているのかな?と思っていると、達ちゃんも「患者さんのことだと思います。」とフォローをしてくれたので、何とか話を合わせて会話をしました(苦笑)。
現場では本当に予測出来ないことがあり、そんなところも楽しく仕事をさせてもらえる要素になっています。
今回は、思わぬホッコリ&動揺エピソードでした(^^)。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。