施術部の伊藤です。
2月19日(金)は、院長が代表を務めているケアカフェこおりやまにて、第28回ケアカフェこおりやまが行われました。
私が「ケアカフェこおりやま」のことを知ったのは、去年1月にひめさゆりに入社してからです。
ケアカフェこおりやまは3ケ月に一度開催されています。去年の2月に院長にお誘いを受けましたが、新型コロナが流行りはじめ、会場での開催が見送られ中止止となりました。それ以降はオンラインの形で開催となり、私は今回で3回目の参加になります。
ケアカフェは全国各地で行われていますが、ネットで調べていただくと全国のケアカフェが詳しく分かると思うので、ぜひ調べてみられると良いかもしれません。
私が参加して感じる「ケアカフェ」とは、医療、介護、福祉従事者の皆さんが、カフェにいるような感じで、飲み物やお菓子を飲んだり食べたりしながら、テーマに沿ってざっくばらんに話し合い、仕事の取り組み方や人間関係などを含め、より良い働き方などのヒントを得たり、それらを参加者で分かち合ったりして、現場に活かしていくお茶会というイメージです。
参加者の方は、看護師さん、薬剤師さん、ケアマネージャーさん、介護福祉士さん、ソーシャルワーカーさん、私たちのような訪問マッサージ従事者などなど、様々な医療介護従事者の方々が参加しています。
今回のケアカフェこおりやまは「そなえ」というテーマでした。
因みに参加はニックネームで参加し、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、ホストが参加者を、1回目部屋割りで複数分け、2回目部屋割りで参加者を入れ替え、3回目は全員で、テーマを元にどんな話をしてどのように感じたか、気づいたかをシェアするという形で行われています。
私はあまり「そなえ」という意識がなかったため、恥ずかしながら医療・介護に繋がるそなえのイメージが湧かず、たまたま先週起きた震度6弱の地震のことしか頭に浮かばなかったので、同じブレイクアウトルームになった女子三人で、10年前の東日本大震災の時と今回の地震の話から、「災害の備えで、飲食物は賞味期限が難しいですよね~。」、「いざ災害に備えると言っても、何を備えたらいいか難しいですよね~。」、「わんちゃんを飼っていると避難所で一緒に避難できるところがないから、車にわんちゃんの餌やトイレ用品を備えています。」、「10年前の震災で学んだのは、水が使えなくなった時のために、お風呂に水を溜めるというのはしています。」など、庶民的なふわぁ~っとしたお話になりました(苦笑)。
2回目の部屋割り入れ替えで、かたや男子ルームでのお話を伺うと、初参加の「たかさん」から、人材の備え、健康の備え、人生の備えなどのお話があったとのことで、あまりのハイレベルなそなえの話に衝撃でした!(私がぼぉ~っとしすぎ?苦笑)
その後、途中参加してくださったロレルンさんから、「今は死ぬことと生きることをブツッと切る人が多いでしょ?そうじゃなくて、死ぬ時にどういう死に方をしたいか?どう生きるかを逆算するそなえ、っていうのはどうかなと思うんだけど…」と、「あとお金の備えってどうですか?」という、これまた大切な投げかけがあり、視点の向け方が良い気づきと勉強になりました。
3回目の全員でシェアの最後に、私が感じたことをシェアさせてもらいました。スナフキンやロレルンさんが投げかけてくださった「死ぬ時にどういう死に方をしたいか?どう生きるかを逆算する備え」に関連したことで私が感じたのは、「私は生きたいという欲求が強いので(笑)、死ぬことは考えていないんですけど、死ぬというのは時間と同じで、この世に生を受けた人には、全ての人に平等に与えられているものだから、そのタイミングは違えどいつか必ず死ぬ時は来るので、『生きている今をいかに輝けるように生きるか』というのがそなえになると感じました。」と話しをさせてもらいました。
最後に、ロレルンさんやたかさんのお話のお陰で、自分の視点磨きをすることが出来ました。ありがとうございました。
このような素敵な出会いがあることや、自分の視野磨きを出来ることもケアカフェの魅力だなぁと最近感じています。
どなたでもお気軽に参加出来ますので、良かったら、皆さんも遊びに来てください!
ケアカフェ郡山の開催は、3ケ月に一度、第3金曜日に行うようです。
Facebookなどでも確認できるので、良かったらご覧になってください♪
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。