施術部の伊藤です。
私がひめさゆりに入社する前から学んでいる、量子力学をベースにした自分発振で願いを叶える「開華/かいか」のセミナーが4月25日にあり、その後のオンラインフォローシェア会が本日あったので、更に自分を高めるために参加しました。
講師の村松大輔先生が、沼田市倫理法人会でお話をしてくださった講師の女性が「自分の捉え方」について話されていたことをシェアしてくださいました。女性の方は、ご自身の境遇の経験を交えて、このように話されていたそうです。
「過去の事実は変えられませんが、自分の捉え方と語り方で、過去は変えられます。」
私は、「伝わる伝え方」が出来る人になりたい、という思いが最近芽生えたので、「捉え方と語り方」というのが響きました。お話を聞くと、その女性が子供の頃、お父さんが会社を経営していてお金持ちだったそうなのですが、事業に失敗して貧しい生活になり、一学期ごとに県をまたいでタライ回しにされ、転居する生活になって、学校を転々としていたそうです。
そんなある時、学校で遠足があり、動物園に行くことになったそうです。女性は動物園が大好きだったのですが、「うちは貧乏だからお金が出せない。だから遠足には行けないと諦めていた。」遠足当日、お母さんに手を引かれ、先生のところに向かう時に、女性はお母さんが「遠足の日はお休みします。」と断ってくれるだろうと思っていたそうです。そうしたらお母さんが先生に、「うちは貧乏でお金がないので、遠足には行けません。お休みさせてください。」と言ったそうです。その当時、女性は火が出るほど恥ずかしくなり、「何で正直に言うの!ひどい!」と思ったそうです。しかし先生は、「あら、じゃあ先生のお弁当あげるから、Aちゃん、一緒に行こう。」と言ってくださり、無事に大好きな動物園に行けたそうです。
その当時の女性は、お母さんに対して「恥ずかしい思いをさせられた。」とネガティブな思いを持っていた。でも大人になり、今思うと、お母さんは私を連れて先生に正直に言うことで、娘が大好きな動物園に連れて行ってくれる、と思っていたのではないか?私を動物園に行かせてあげたいという、母の愛だったのではないか?と思えたことで、貧しかった中でも愛を掛けてくれていたんだと、過去の苦しい思いが感謝に変わった。というお話でした。
確かに、自分がどう捉えるか、どう解釈するかだなぁと、改めて自分の在り方を見つめ直す有り難い機会をいただきました。
「伝わる伝え方」が自然に出来るように、私も過去のネガティブな自分の想いを探して、それを「お陰で」、「感謝」に交換する捉え方、在り方を身につけていきます。
開華とアチーブメント、致知出版社の力を借りて、学びの機会をいただけることが本当に有り難く、成長していけることが嬉しく、楽しいです。これからも、マインド、ノウハウ、スキルを磨いていき、ひめさゆりの施術者としても、人間としても、慈愛を響かせて、皆さんの幸せの笑顔を広げていきます。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。