施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
私は現在、開華で自己啓発・能力開発のベーシックトレーナーコースを受講しているのですが、課題の台本にLOVEの語源が示されていました。とても大切な意味がある語源だったので、多くの方に知っていただきたいと思い、共有させていただきます。
開華代表兼講師の村松大輔先生、通称大ちゃん先生にも了承をいただいております。以下台本の引用です。
『愛』について、これは『キリスト教の愛』のお話しです。これはいろいろな説がありますが、私(村松大輔)が聞いて感動したものをご紹介します。
イエスがお亡くなりになって、ヘブライ語で聖書が書かれ、それを英語圏の言語へ翻訳されるときに、英語圏の人たちが「愛」の概念がなかったそうです。それで「愛ってなに?何をすることが愛なの?」とわかりませんでした。
「愛というのは、次の4つの行為」のことで、その4つの行為の頭文字をとって、『L,O,V,E』で、LOVEができたそうです。
以下、伊藤美都子(ミトコ)の言葉を織り交ぜて記載します。
「愛」の1つ目は、L。これはListen(リッスン)のLだそうです。意味は、傾聴の「聴く」。つまり、お相手の心に寄り添って、自分も心からお相手の話を聴く。
「愛」の2つ目はO。Over look(オーバールック)のO、だそうです。これは、長い目で見るとか、その場で判断しないで、お相手の背景・将来性も見る、のOです。
「愛」の3つ目は、V。Voice(ヴォイス)。声掛けをする。「最近どう?」、「元気?」、「調子はどう?」などと声を掛けてあげること。
私もそうですが、声を掛けてもらえると、「私に関心を持ってくれているんだ。嬉しい!」と感じます。お相手に思いやりを持って、思いを寄せて声掛けをすること。これも「愛」なんですね。
「愛」の4つ目は、E。これはExcuse(エクスキューズ)のE。『ゆるす』です。ごんべん、許可の「許」の『許す』とは違って、「恩赦」の「赦」の『赦す』。これは、「罪は元々なかった、ということに自らが気づくこと。」だそうです。
許可の許だと、「ま、今日はおおめにみてやるよ。」と、許す側と、許される側が上下関係ができて、上から目線的になります。「赦す」は「生まれ持って罪を持っている人はいない」ことに自らが気付く。」。ごんべんは「上から目線」で、恩赦のシャは、同レベル。更には、相手によってこちら側が気づかせてもらう、という意味です。
「罪を憎んでも人を憎まず」、ということ。
私の記憶は定かではありませんが、昔、『水戸黄門』で黄門様が「罪を憎んで、人を憎まず。」と言っていたような気がします。なので、日本人は昔からそのことを知っていたんじゃないかと思います。でも残念ながら色々な時代背景や環境背景などがあり、そのことが分からない人が増えてしまったと思います。だからこそ、特に人間関係に大切な「愛」の4つの行為、『LOVE』を実践していくことが、現代はより大切になっています。
そしてこの「愛」の4つの行為を知った貴方は、何と!愛の拡大をお金を掛けずにタダで出来ます(^^)
これは、お相手に対してだけではなく、自分にも使えます。自分を労る。自分を労う。自分を大事にする。「自分とお相手との関係は、自分と自分との関係」です。私が今、自分を大事に出来るようになってきて実感しているのは、お相手に関心を持てるようになり、お相手をより大切に思うことが出来るようになってきた結果、仕事では患者さんの状態が心身ともに良い方向に向かってきた方が増えてきました。とても嬉しいことです。
私も企業理念の「慈愛の追求」により磨きを掛けるために、日々『LOVE』の行為を意識して実践していきます。皆さんもご一緒にいかがですか?
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつもほんとうにありがとうございます。