視力と両手を失った高校教師、その感動の人生 | ひめさゆり訪問マッサージ

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  • ブログ2021.09.14

    施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
    先日、私が読んでいる(聞いている)致知出版社の人間力メルマガに素晴らしい方の記事が掲載されていたので、共有させていただきます。以下、メルマガ記事の内容です。

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    75年前、7歳の少年だった藤野高明さんは、不発弾の爆発事故により、両目の視力と両手を失いました。13年間の不就学の期間を経て盲学校に入学。高校の社会科教師を目指して歩み始めます。

    『致知』10月号の藤野さんのインタビューが大きな感動を呼んでいます。その冒頭の部分を本日はご紹介します。

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    (──藤野さんの壮絶な半生を知って心が揺さぶられました。事故で視力や両手を失った藤野さんが多くの試練を乗り越えながら教師としての仕事を全うし、よくぞ82歳の今日まで頑張って生きてこられたと……。)

    (藤野) 
    ありがとうございます。こうして元気で穏やかに明るく過ごしていますから、いろいろなことはあっても藤野さんは楽しく生きてきたんやな、と思う人もいらっしゃるようです。だけど、現実はその真逆ですよ。

    7歳の時の不発弾の爆発事故で両目の視力と両手を失い、13年間も学校に行けずに、大学の就学も就職もままならなかった私の人生は悔しさや怒り、楽しくないことの連続でした。そんな私にとって楽しく生きるのが長い間、人生の目標だったんです。

    だけど、いま思うとね、この目標はある程度達せられたのではないかと思っています。大阪の盲学校に受け入れてもらい、大学を卒業して高校教師になるという夢も叶い、30年も務めさせていただいたわけですからね。生きがいを感じる仕事をし、たくさんの生徒たちや同僚とよい人間関係を築けたのはありがたいことでした。

    (──人生の喜びをいま、しみじみと噛み締められている。)

    (藤野)
    実は私が不慮の怪我で両目の視力と両手をなくし、今年の夏で75年の節目を迎えたものですから、
    それを記念して4冊目の本を出すことにしているんです。少し書き溜めたものを纏めることにしていますが、併せてこれまでお世話になってきた方、先輩や同僚、教え子たちから寄せていただいた原稿を掲載することにしています。

    350人くらいに依頼状を出して
    藤野に関わった思い出とかエピソードを書いてくださいとお願いしたところ、ありがたいことに170人くらいが原稿を寄せてくださいましてね。制限字数の1400文字を遥かにオーバーしたものが
    いくつもありました。

    編集を手伝ってくだっている女性が「これは藤野さんの生前追悼集のようなものですね」とおっしゃっていましたけど、いろいろな人に支えられて生きてきたことに改めて感謝の思いが込み上げてきました。
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    記事の内容は以上になります。いかがだったでしょうか。

    藤野さんが不発弾の爆発事故により、両目の視力と両手を失ったのが7歳。私は7歳でⅠ型糖尿病を発症し、合併症の糖尿病性網膜症で網膜剥離により22歳で失明しました。人生背景は違えど、7歳で人生の岐路に立たされたことが同じだったのが心強く、勝手に御縁を感じています(^^)

    実は先週、母が私に見せたい番組があると、録画していた番組に出ていたのが、この藤野高明さんでした。藤野さんの声は、とても82歳とは思えないほど若々しく、とても穏やかな優しい雰囲気の方でした。この番組を録画してくれていた母に感謝です。

    苦しかった時代の藤野さんは、両手が無いことで点字が読めないからと、色々な盲学校からも入学を断られたそうです。それでも藤野さんは入学を諦めず、展示も上唇で読めるようになり念願の社会科の教師になった。本当に素晴らしいことです。
    私も基本諦めない人ですが、求める心を持ち続け、諦めなければ自分の人生は輝く幸せな人生になる。その人生を創るのは自分。「自分の人生を生かすも殺すも自分次第」と改めて感じ、藤野さんに多大な勇気をいただきました。

    私は、『開華』や『アチーブメント』という、自己啓発・能力開発の学びが得られる出会いをいただき、私の人生テーマは何か?を改めて考えると、「自己愛の深掘り。利他心。自分を愛で生かし切る。」と感じています。

    企業理念が「慈愛の追求」と掲げているひめさゆり訪問マッサージに御縁をいただき、入社出来たことは、本当に感謝です。
    お陰様で日々成長痛をいただき、葛藤しながら色々ともがいておりますが、これも輝く人生創造のため。全てに感謝し、自分磨きをしていきます!

    大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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