施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
昨日、所用で達ちゃんがレビー小体型認知症の患者さん、Mさんの旦那さんに電話を入れた時に、旦那さんから、マッサージ券を使ってマッサージを受けたいと依頼をいただきました。
Mさんの病気の特性上、付きっきりの介護が必要で、旦那さんはMさんの介護を離れず、ほぼお一人でされている状態です。無料体験をする前にいただく基本情報に、「旦那さんも腰痛に悩まされているようです。腰の相談に乗っていただけると助かります。」との記載があったことと、Mさんの本施術が始まってからも、旦那さんがMさんに「技術を盗んで俺にもマッサージしてくれ」ということを言っていたので、相当お辛いんだろうなぁと心配していました。
なので、ある時旦那さんに、マッサージ券を使ってのマッサージを受けてケアをするのはどうかと提案してみました。旦那さんは、奥さんの分は申請していたけど、自分のは申請したことないと言っていました。
普段から旦那さんは、かなり献身的に奥さんの介護をされているのですが、それだけ奥さんを大事にされていて、男性一人でというのは、年齢的にも大変だと思うので、本当に頭が下がります。旦那さん奥さんを想う姿を尊敬します。
そのような背景もあるので、いつも訪問する度に旦那さんの腰痛の状態が気になっていて、今回、旦那さんの腰痛のケアもさせていただくことが出来るようになり、ほっとしました。そして何より、旦那さんがマッサージ券を自発的に申請してくださったことと、施術を申し出てくださったことが嬉しかったです。
ひめさゆり訪問マッサージの企業理念に、「訪問・施術により、患者様及びご家族の、身体的、精神的苦痛を緩和し、健康寿命増進に努めます。」という文言があります。
実際に施術を行うのはこれからになりますが、企業理念に基づき、Mさんの旦那さんが、Mさんと一緒に体のケアを安心して受けられるよう、お二人とも幸せに、元気に過ごせるよう、最高の慈愛を発揮します!
そして、ひめさゆり訪問マッサージを待っていてくださる患者さんとご家族さんたちが、これからも元気に、幸せに過ごせますよう、貪欲に「慈愛の追求」をしていきます(^^)
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。