いつもご覧いただきありがとうございます。
鴫原です。
ひめさゆり訪問マッサージでは、毎年クリスマスの時期にコンサートを開催しています。
今年もその時期が近付いてまいりました。
1ヶ月前になりましたので、そのご案内です。
下記、今年のひめさゆりクリスマスコンサートの詳細です。
○日時:2023年12月16日(土) 14時開演(13時30分開場)
○場所:ミューカルがくと館 大ホール
○料金:無料
毎年、感謝を込めての開催です。
患者さんたちにチラシをお渡しすると、「あらぁ、楽しそうねぇ」「行ってみたいわぁ」と目を輝かせています。ぜひ来てもらえたら嬉しいです。
院長鈴木のギター演奏、プロピアニストや中南米の民族楽器奏者による演奏も聴けたり、今年は更に色々な企画を考えています。今年もおもしろい白鳥さんが飛来するかもしれません(笑)
気分転換も兼ねてご家族の方たち、ご友人と一緒に、ぜひ足をお運びください。
音楽あり、体操あり、笑いありの楽しいお時間になると思います。
日頃の感謝と、音楽をとおして心のケアを。そして、音楽のクリスマスプレゼントをお届けしてまいります。
以上ご案内でした。
また、コンサートが近くなりましたら、ご案内していきます(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
担当させていただいている患者Kさんの施術に伺い、昨日こんなことがありました。
Kさんは、昨年旦那さんが他界され、その事がきっかけで認知症を発症したようなのですが、その後、ご家族さんから訪問マッサージを利用したいという希望があり、Kさんとのご縁をいただきました。
Kさんとのご縁をいただいてから1年以上経つのですが、最近、Kさんの認知症が大分進んできたのを感じます。Kさん自身も、物事・言葉を思い出せない事や、いろいろなことが段々理解出来なくなっている事に、「何かがおかしい…」と不安を感じているのが伝わってきます。
そんな状況でも、ここ数ヶ月前から、私たちに「すぐ帰らないでずっといておくれ。もっとやっておくれ。」、「今度はいつ来るの?また来て。おたくたちに来てもらえるとすごく嬉しいんだ。」など、すごく有り難い言葉を言ってくださるようになりました。少しでも私たちがKさんのお役に立てているなら、こんなに有り難く嬉しいことはありません。
そして昨日の施術後、施術が終わった事を伝えると、「もう終わりなの?」と、かなりガッカリされたようなご様子で、「まだ帰らないで。話ししていって。」と言ってくださったので、5~6分ほどお話しする時間を取りました。
Kさんは、「娘が連絡取って、それからおたくさんが来てくれるようになったんだよねぇ。随分長くなるよね。お父さんがいた時から来てくれてたよね?あれ?お父さんがいた時から来てくれてた気がするんだよねぇ」と、そんなお話をしてくださいました。
実際は、私たちがKさんとご縁をいただいた時は、既に旦那さんは他界されていたので、私たちは旦那さんにはお会いした事はありません。でもKさんの中で、私たちの事をそんなふうに思っていただけるまでになったのかと、感動しました。そして、Kさんにそう思っていただけることに大感謝です(^^)。
私たち「ひめさゆり訪問マッサージ」は、患者さんたちの心身の苦痛を緩和出来るよう、患者さん達の明るい未来を開くお手伝いが出来るよう、これからも精進していきます!
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
機能訓練時の運動で、より楽しんでもらえるためにはどうすればいいだろうかと思いました。お体のために運動の宿題を出して、運動を続けてもらうにはどうしたらいいだろうとも悩んでいました。
・運動が苦手で続かない人のために。
・運動が大事だとはわかっていても…ねぇ……という人もいるよな。
・マンネリ化してしまわないように。
・一緒に運動してると楽しいな、と思ってもらえたら。
などを思い、先日、院長が機能訓練時にどのようにして楽しく行えるようにしているのか、院長の声かけの仕方や表現、引き出しなど教えて頂きました。
まず、大事なこととして「承認する」という事。
患者さんは、体が動く人に比べて運動がやりにくい体の状態の中でも機能訓練で一緒に運動してくださってるから、それ自体、すでに素晴らしいことなんだと。そこを承認しようと。
また、声かけの例としては、
・患者さんがやろうと思いはしたがやらなかった、できなかった。と言った場合。
→「やろうと思ってくれたんだね。ありがとう。最初はそうだよね。」といった感じで、思ってくれたことに対する承認。
・数回、数分でも自分で運動したと言った場合。
→「良いじゃないですか!今日は100点だね!私たちの運動もしたら、120点だね!」と伝え、できたことに、はなまる賞賛。
それから、「今日は運動したから、明日は休みね。」といった具合に、休んでもよいと気持ちの面に余裕をもたせることも大事だと教えて頂きました。
表現もなるほどなぁ!と思いました。
自分ではなかなか出て来ない表現なので、聞けて良かったです。
寄り添いながら、認めていくこと大切さも改めて学べたので感謝です。
引き続き患者さんに喜んでもらえるように、満足度が上がるようにしていきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
私は、実は子供の頃から運動があまり好きではありません。なので、筋力維持や健康管理の面で運動をした方がいいと分かっていても、好きではない運動がなかなか出来ませんでした。いざ運動をやろう!と思って始めても、結局三日坊主で続かない(汗)。と、大分長いこと悩んでいました。
でも最近、こんな自己評価が起きました。施術者として現場で患者さんたちに機能訓練を行なっているけど、実際自分では自主トレ運動をしていないし、現場で行なっている機能訓練「ひめさゆり体操」の運動もしていない…。私が患者さんの立場だったら、運動を何もしていない施術者から機能訓練の指導を受けたり、治療を受けたりしたくないなと思いました。
だから、まずは私が、現場で行なっている「ひめさゆり体操」を日々行なって、自分の筋力体力維持、健康管理も同時に行なっていこう!と思い立ちました。
するとどうでしょう。ひめさゆり体操を始めてから一週目ですが、今のところ三日坊主にはならず、継続して毎日出来ています。そして、まだ始まったばかりですが、心なしか体を動かすのが楽になってきた気がします。この調子で、私自身も筋力体力維持と健康管理のため、そして患者さんのために運動を継続していきます!
今回のことで改めて学んだことがあります。それは、人間は弱い生き物で、利己的な事だと甘えが出て、特に自分が苦手なことや好きじゃない事になると、楽な方に逃げて自発的に動けない。でも、目的や行動に、「なりたい自分」、もしくは「なりたくない自分」の意味付け・意義付けが出来れば、ちゃんと自発的に動けて継続出来るということ。また、利己ではなく、利他のためだと、こちらも自発的に動けるということ。この事に気づけて良かったです。
とは言っても、私の運動苦手は変わらないので(汗)、利己に引っ張られないように、患者さんの立場に立って、なりたくない自分にならないように、運動も自己研鑽して継続していこうと思います。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
担当している患者さんが突然泣いていまいました。この方は施設に入所していて、3年ほど前から担当しています。年々認知症の症状が進行しているものの、とても明るい方です。いつも来るのを楽しみに待っていて、わたしの顔を見ると「あら、先生今日も来てくださったの?」と笑顔で挨拶してくださいます。
しかし昨日は、部屋に入るなり、突然泣き出してしまいました。「あらら、どうしたのですか?」と尋ねると、「だってね、先生があまりにも優し過ぎるから、それで感動してしまって、涙がこみ上げてきちゃったの。私ダメね、先生の前でこんな姿見せたら、先生に呆れられちゃうわね。」と、一生懸命涙をぬぐっていました。その姿がとても印象的で、ご縁をとおして命のケアをさせてもらっているという実感が湧きました。
この方のように、いつも待っている患者さんへ喜びと感動を与えるため、また、これから担当する患者さんへ感動と喜びを与えるために、治療家としてとことん成長を求めていきます。そして、成長を求める治療家を育成していきます。
ご縁に感謝いたします。