施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、昨日施術に伺った、Sさんの心温まるエピソードが印象的だったので、そのお話を書かせていただきます。
Sさんは間もなく80歳になる患者さんで、脳梗塞の後遺症のため、左半身に軽い麻痺があります。とても優しくてユーモアがある方で、「もう歳だから体が油切れて錆ちゃったんだ(^^)」と言ったり、「私は頭が乾燥してすぐ忘れるから(^^)」と言って、周りを笑わせてくださいます。
Sさんご夫婦は、いつも互いを思いやり、お互い素直に感謝し合っている素晴らしいご夫婦です。昨日も施術をしながら、Sさんが「私は頭が乾燥してるから何でもすぐ忘れるけど、爺ちゃん(旦那さん)のことは忘れないよって、爺ちゃんに言うんだ(^^)」と話してくださったのです。私はとても感動しました。Sさんは、少々認知症の兆候が見られ、現状を思うと尚更ジ~ンと来ました。
私は、家族や身近な仕事仲間、親友など、自分の人生を支えてくれる大切な人は、心を許していることもあり、ついつい甘えが出て、感情的になってしまうことがあります。なので、Sさんから「自分の人生を支えてくれる、縁ある大切な人への感謝を忘れない」ことを、改めて教えて頂き襟を正されました。
本日3月11日は、東日本大震災から11年になります。多くの尊い命が犠牲になってしまったこと、また、癒えぬ心の苦しみを抱えている方々がまだまだ沢山いらっしゃると思います。本当に心が痛みます。もう二度とこのようなことが起きませんように、多くの尊い命に対しご冥福と、福島県、宮城県、岩手県、それぞれの被災地の復興を、心よりお祈り致します。
そして、私たちひめさゆり訪問マッサージでは、同じ被災地で無事に生かされていることへの感謝を忘れず、Sさんご夫妻から学ばせていただいている、「当たり前と思い込んでいることは、決して当たり前なことではない。そのことへの感謝すること。」を心に留め、これからも「慈愛の追求」をし、感謝と真心を尽くしていきます。
最後になりますが、私が毎日読んでいる(聞いている)致知出版社のメルマガの号外が、今日のお昼休みに届きました。
「自分の生きる使命」に勇気をいただく内容だったのでシェアします。良かったら読んでみてください。きっと皆さんの勇気になると思います。
末期がん療養中に襲った「3.11」。松野三枝子さんに起きたある奇跡|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
https://www.chichi.co.jp/web/20210311_matsuno_mieko/?utm_source=willmail&utm_medium=email&utm_campaign=ningen_20220311
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
昨夜は、業務終了後にスタッフ全員が集まり、茶話会を行いました。昨年10月から月に一度、みんなで集まって交流会をしようとはじまった企画でしたが、オミクロン株の流行でしばらく開催できずにいました。しかし、外部ではなく、院内であれば集まりやすいのではないか、みんなでおしゃべりしながら交流をしたいという意見がでたので、院内で茶話会を開催しました。
今回は、スタッフそれぞれが、みんなに食べてもらいたい食べ物を一品持ち寄るという形で集まりましたが、それぞれ個性のある食べ物を持参してきてくれました。「これを食べて欲しい」「きっとみんな喜ぶだろうなぁ」など、思いを込めて用意してくれたお菓子や食べ物は、どれも真心がこめられていて、チームひめさゆりの「慈愛」を感じられました。
おしゃべりも、ここ最近の出来事やgood&newなど、たくさん飛び出して、あっという間に楽しいひとときが終わりました。
こうしてチームひめさゆりのスタッフと過ごす時間は、一番幸せを感じられる時間です。いつも本当にありがとう。
皆さんこんにちは、鴫原です。
いつもご覧くださいましてありがとうございます。
プライベートな話題にはなりますが、1,2か月前に友人から、赤ちゃんの命名書を依頼されました。
人生初の命名書です。「もし書いてもらえるなら書いてほしい」と依頼され、素直にありがたかったのと、私が書いてもいいのかという驚きと、友人の第一子の命名書を書かせていただける光栄さが混じった感情でした。
そしてついに先日、友人に第一子が生まれ、気持ちを込めて書かせていただきました。
字を書くのは元々好きで、
「○○君、△△さんおめでとう、□□ちゃんこの世に生まれてきてくれてありがとう、命名書のお役を頂けたことに感謝します」
と、呼吸を整え精神を統一させて、一筆一筆書かせていただきました。
我ながらいい感じに書けたと思います。
用いて頂けて嬉しい気持ちになりました。
書き終わった後の何とも言えない、すがすがしさもあり、滅多にできない経験をさせていただけたことに感謝です。
友人にできたものを送ると、命名書を額に飾って幸せいっぱいの笑顔で写った写真を送ってくれるほど、大変喜んでいただけました。
3人の幸せを願うとともに、今回の経験や気持ちを大事にしながら更に「慈愛の追求」をして、患者さんやご家族、縁ある方に貢献していきます。
最後までお読みくださりありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、本日施術に伺ったお二人の患者さんのところであったお話です。
施設入居の80代のYさんは、原因不明の身体の痛みに加え、聴力の低下があり、補聴器を使用しています。今日は施術をしながら「耳が聞こえなくて、音は分かるんだけど、言葉が分からないんだよね。テレビや電話の音が聞き取りづらいから困ったもんだ。けど、人間の体には必要じゃ無いものはないんだね。みんな必要なものが備わっているんだよね。」と、ハッとさせられるような素晴らしいことを話してくださいました。
また、「体が痛くて、早く迎えに来て欲しくても思い通りにはいかないから(笑)、生きている限りは頑張るしか無い!」と、前向きな話をしてくださいました。生きる希望を捨てないYさんの言葉が嬉しかったです(^^)
もう一人の患者Kさんは、お仕事のパートナーが肺気腫で入院になり、誤嚥を防ぐために胃ろうになるそうで、そのお話をしながら、「口から食べることがどんなに大事なことか分かりました。」と、素晴らしいことをおっしゃっていました。
私は、YさんとKさんがそれぞれ話していた、「人間の体には必要じゃないものは無い。みんな必要なものが備わっている。」と、「口から食べることがどんなに大事なことか。」という言葉が、とても胸に響きました。
普段、当たり前に目が覚めること。寝返りを打ち起き上がって歩くこと。椅子に座ったり立ったりすること。お箸などを使って、食器を持って食事が自力で出来ること。手足の爪を自力で切れること。その他の「当たり前に出来る」と思い込んでいることは、「当たり前」ではなく、本当に有り難いことです。これは、心身の健康がないと叶いません。
患者さんたちの施術に関わらせて頂き、患者さんたちから、体が思うように動かせない苦痛を聞かせていただいたり、私自身も病気や怪我をして、何事も無く体を動かせること、好きな物を何も気にせず食べられることが、どれだけ有り難く幸せなことかを、肌身で感じてきたので、今日のYさんとKさんの言葉に感動しました。
人は、痛い思いをして、初めて物事の大切さに気がつく。私もその一人です。だからこそ、患者さんたちの心身の健康を維持するお手伝いをさせていただきたい!と思っています。
それから、Yさんが話してくださった「人間の体には必要のないものは無い。みんな必要なものが備わっている。」という言葉は、私は「人間には必要じゃない人はいない。みんな必要な人が備わっている。(みんな必要な存在)」と言えるなぁと思いました。
なので、ブログを読んでくださっている皆さん一人一人も、世の中にとって必要不可欠な大切な存在です。障がいの有無や老若男女は関係なく、皆さんは必要な存在なのです。
ひめさゆり訪問マッサージの患者さんの健康サポートにとどまらず、ブログ記事も、読者の皆さんの心の健康サポートも出来れば幸いです。皆さんが健康で幸せでありますように…。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
ドライバー部門の田村です。毎日テレビなどて大きなニュースになっている、ロシアがウクライナにミサイルや戦車などを用い、武力攻撃していることについてとても心を痛めています。
先週は、美都子先生のブログ記事で戦争体験者のYさんの話を綴っていましたが、「戦争は勝っても負けても、どっちも沢山の人が死ぬんだから、戦争をしてもいいことは何も無い。戦争はもうやらないで欲しいね。何とか話し合いで出来ないのかねぇ。」と、ロシアとウクライナの現状に、心を痛めているお話をしてくださっていました。全くその通りだなと思いました。
戦争するにはそれなりの理由があると思われますが、何も責任がない子供や市民が、巻き添えになるのだけは避けたいです。
大統領や国王、総理大臣など、国の頂点に立つ人は、国民を幸せにする責任と使命が必要です。まして他国に武力で侵略するなどは、例えどんな理由が有っても絶対にしてはならない事です。新型コロナウイルスが世界中で流行し、まだ混乱が収まらない中、戦争という望まれない状態となり、とても残念な思いです。
「人の振り見て我が振り直せ」を、また思い出しました。
今回の情勢を見て、自分の家族や、まわりの縁ある人を幸せにしたいという思いが、改めて強くなりました。ドライバーという仕事を通して、もっと相手の立場に立った、更に思いやりのある運転を心掛け、窮極の安心、安全、迅速の運転に努めます。そして、ひめさゆり訪問マッサージの企業理念である「慈愛の追求」に励み、その使命を全うします。
最後までお読み下さり誠にありがとうございました。