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  • ブログ2023.08.12

    皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。

    前回「おめかし」という記事での、驚いた話に続きがあるとお伝えさせていただきました。
    ですので、今回、施設入所のNさんの、他に驚いたお話をご紹介します。

    以前記事にしたように、脳梗塞の後遺症で右片麻痺があります。
    ただ、神経は通っていますし、不随意運動もしています。

    もしかしたら、自分でちょっとでも動かせる可能性が多少なりともあるかもしれない。と院長に教えて頂きました。
    そこで、今動かすことのできる左上肢と合わせて、バンザイ(肩の挙上)運動の機能訓練を図るようにしようと、美緒子先生と協力しながら行うようにしました。

    美都子先生がバンザイの動きを何度か徒手運動し、今度は自身で動かしてもらうよう声かけしました。

    皆さん、お察しかもしれませんが、一緒にバンザイの動きをしてもらったら右の上肢もかすかに動いたのです!

    前腕の動きが挙上するような動きをしていました。

    声かけして、ご自身で動かしているような感じが見受けられたので、「かすかに動かせているかも!」と美都子先生と驚きました。

    人の体ってすごいですね(^^)

    引き続き、Nさんの可能性に目を向けながら機能訓練に取り組み、拘縮の進行を遅らせたり、残存機能の維持をしたりと、支援していきます。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。

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    211
  • ブログ2023.08.11

    いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

    今日(11日)は山の日で祝日です。本来であれば休診日なのですが、お盆休みを頂戴する関係で、今日は診療しました。祝日なので道路は比較的空いているだろうと、いつものように出発しましたが、いつも以上に混雑している道路。なぜだろうと調べてみると、お盆のラッシュピークは11日と15日とのこと。なるほど、今年は長いお盆休みの方が多いのだと知りました。

    しかも、東北自動車道で事故があり、その影響で一般道が混雑していたことも判明しました。いろいろ重なったことで、あちこち渋滞が起きていたので、余裕を持って早め早めの行動をすることにしました。

    お蔭で、無事に一日施術にお伺いすることができ、患者さんからも「お休みなのに来てもらって有難かったです」と、大変喜んでもらうことができました。

    皆さんは、どのようなお盆を過ごされますか?暑さも厳しいですし、台風の影響も心配ですね。くれぐれも有意義なお盆をお過ごしください。

    当院も、14日(月)・15日(火)がお盆休みとなりますので、どうぞ、宜しくお願い致します。

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  • ブログ2023.08.10

    いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

    先日、入院していた患者Hさんから電話がありました。「先生、オレ今度施設に入ることになったんだ。だいぶ体が動かなくなってしまってな・・・。また先生に来て欲しいんだ。来てもらえますか?」

    電話の内容を聞き、居ても立っても居られない思いに駆られました。Hさんは長年パーキンソン病を患い、様々な状況の中でも、いつも前向きにチャレンジして、素晴らしい生き方をしているなと感じている方です。今年の2月ぐらいから症状が強くなり、2月末には殆ど体を動かすことができなくなり入院。しばらく連絡が付かない状態が続きました。

    いつもお伺いすると、音楽の話、マッサージの話、機械の話、故郷会津の話、人生の話などを聞かせてもらっていただけに、また必ず復帰して元気な姿を見せて欲しいと祈らずにはいられませんでした。そして今回、また始めたいという依頼の電話が来たことは、とても嬉しく思いました。

    「鈴木先生にまた会いたいな」

    ぽつんとつぶやいたその一言から、色々な感情が読み解ける気がしました。

    早速関係各所に連絡を取り、施術を再開できる段取りをし、整い次第すぐにでも始められるようにしています。最近、こういったことが立て続けに起きていて、思い出してくださる患者さんや家族の気持ちの有難さを、しみじみ感じているところです。

    毎日多くの患者さんとの触れ合いがある中で、一回一回、一瞬一瞬の時間を特に意識するようになりました。日々変化する患者さんの体や心の状態を敏感に受け取り、今求めているものを最大限与えられる自分でありたいのです。目の前の患者さんに1ミリでも良くなって欲しい、喜んでもらいたいという思いが強くなっているのを感じています。

    命には限りがあります。その限りある命に対して、ご縁があった以上は、真剣に向き合い、その命を輝かせてあげる責任があると思っています。その責任を誠実に全うできる自分づくりを、これからもし続けていこうと思います。

    早くHさんの施術にお伺いする日が楽しみです。健康寿命を延ばすケアを、これからも致してまいります。

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  • お知らせブログ2023.08.09

    さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。

    8月号のひめさゆりだよりができあがりました!

    内容として、

    ■おもて
・未来創造ミーティング
    〜モデルドライバーを目指す〜
    ・編集後記



    ■うら
    ・熱中症予防のために
    (熱中症が猛威を振るっていますので、先月の資料を再掲します)

    です。

    少しでもお役立て頂ければと思います。
    順次お届けしていきますので、楽しみにお待ちください(^^)

    ご感想や取り入れて欲しい内容のご要望等もありましたら、ぜひ、お問い合わせくださると幸いです。

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

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    21
  • ブログ2023.08.08

    施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。

    本日、80代患者Kさんの施術に伺ったのですが、その時の会話で、Kさんがお母さんから教わってきたという、新盆に関するお話をしてくださいました。

    各地域ごとに伝わる新盆の習わしは違うかも知れませんが、この辺りでは、仏様を迎えるために灯籠を立てて、盆棚を作り、提灯やホオズキ(鬼灯)を飾ったり、キュウリで馬を作り、ナスで牛を作って飾り仏様を迎えます。

    馬と牛は、仏様が乗る乗り物で、仏様が帰って来る時は、馬に乗って早く帰ってきて、仏様が天に戻る時は、牛に乗ってゆっくり戻るという意味があるそうです。今年は私の家も母の新盆なので、母を迎える準備をしています。

    Kさんが思い出したように、「昔は新盆の時は、ホオズキ(鬼灯)を飾ったり、親戚からいただいた提灯を必ず飾っていたんですけど、最近は提灯やホオズキは飾らなくなったみたいですね。私の田舎では、新盆の飾りは3年掛けて飾っていたんです。」と、新盆で準備する物のことを話し始めました。そして、ホオズキ(鬼灯)の習わしについて教えてくださいました。

    Kさんのお話では、ホオズキ(鬼灯)の根っこには毒があるそうです。昔は農家に嫁入りする女性は、ホオズキ(鬼灯)をこっそり持たされたそうで、嫁ぎ先の家の裏辺りにホオズキ(鬼灯)を植えていたそうです。農家では、子供の数が増え過ぎると仕事にならなくなるから、子供が増え過ぎないように、ほおずき(鬼灯)の根っこをかじったり、飲み物に入れて飲んだりして、中絶のような事に使われていたとか…。そこから、ホオズキ(鬼灯)は女性のお守りとして、花嫁に持たせるようになったそうです。

    私は初めて聞いたお話だったので、とても驚きました。読者の皆さんはご存じだったでしょうか?

    因みに、私の父が菩提寺のお坊さんから教わったホオズキ(鬼灯)の意味は、ホオズキ(鬼灯)を提灯に見立てて、仏様が帰る家を見つけやすくするために飾るのだとか。

    その話をすると、Kさんは、「あぁ、そうですかぁ。まぁ、母親から聞いた話も本当かどうか分からないですけど、私はそういうふうに教わってきました。だから、昔のお家にはホオズキが植えてある家が多かったんですよ。」と話してくださいました。

    衝撃のお話でしたが、こうして時を超えて、語り継がれていた日本の伝統文化を教えていただけたことが、とても有り難かったです。一つ勉強になりました。

    患者さんとこういう関わりが持てることも、訪問マッサージの魅力ですね。教科書では教えていない学びをいただけたことに、心から感謝します。

    皆さんは、いかがだったでしょうか?

    大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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