いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
担当している80代の患者さんが、施術中に突然こんなことを言いました。
「私は、死ぬ暇が無いんだよ!!」
突然の発言に一瞬固まってしまいましたが、「死ぬ暇がないってどういうこと?」と尋ねてみると、笑いながら次のように返答が返ってきました。
「確かに歳を重ねて、体の動きも頭の回転も悪くなってきたけれど、デイサービスに行ったり、洗濯に掃除に、食事の準備から後片付けまで、ぜーんぶ自分がやらないといけないでしょ。体の調子が悪くて、早く迎えにきてくれないかなって思うこともあるけれど、でもね、とにかく忙しく毎日を過ごしているから、死ぬ暇なんて無いのよね。アッハッハッハ!」
すごいバイタリティー溢れる発言に、ただただ頷くばかり。「死ぬ暇がない」という表現も、何とも新鮮なものに感じ、この方をもっともっと応援してあげたくなりました。小児麻痺、脳梗塞後遺症、交通事故後遺症、さらに様々な既往がありながらも、それをものともせずに、毎日の努力を怠らずたくましく生きている。その生き様が本当に素敵だなと、心から尊敬の念が湧いてきました。
過去の壮絶な人生体験も聞かせてもらっているので、生きるとは何たるかを、その行動から教えてもらえていて、いつまでも元気で長生きできるよう、健康寿命を延ばすケアをし続けるという使命感を、より強く育むことができています。また、とにかく本気で行動することで、この方の言う「死ぬ暇」つまり、「悩む暇」なんて無いんだなと、深く心に刻むことができました。
本気の生き様を見せていただき、本当にありがとうございます。
皆さんこんにちは、鴫原です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今朝は早くから、郡山市のミューカルがくと館へ行きました。
ひめさゆり訪問マッサージ主催イベント、クリスマスコンサートの会場予約のためです。
今から半年先の予約です(^^)
昨年はコロナ禍の関係上、やむなく小ホールでの開催でした。特定の方(デイサービスを利用している方とその職員の方)をお呼びし、お出かけレクリエーションという形でご来場いただきました。そんな中でも来場された皆さんが心から楽しんでくださり、そして出演者も楽しんで演奏することができました。本来であれば、大ホールで多くの方に来場頂き楽しんでほしかったというのが本音だったのです。ご来場くださった方からは「ぜひ来年も続けて開催して欲しい」「クリスマスコンサート楽しみなんです!」という声、コロナ渦の人数制限の都合上、残念ながら見にこれなかった方からは「来年は是非見に行きたいです!!」などのお声がありました。それだけ皆さんが、ひめさゆりクリスマスコンサートを楽しみに待っていて下さっていることがわかり、「来年は大ホールを絶対に借りて、コンサートをやるぞ!」とチーム一丸で誓いました。
そして、本日(1日)から会場の予約が取れるので、何が何でも大ホールの予約を取るという強い想いで、会場である、がくと館行きました。皆さんが楽しみに待っている、しかもクリスマスコンサートに相応しい『12月24日』という素晴らしい日取りだったので、今年のコンサートにかける想いは、それは熱いものがあります。
予約で並ぶことを想定し、9時開館のところ院長、田村さんは7時半に会場に、私も念には念をということで7時に会場にいるようにしました。ちなみにその時間帯は、会場前には誰もいませんでした。
私たちのクリスマスコンサートにかける想いがとてつもないことがわかりました。
その思いが通じたのか、お陰様で12月24日の大ホールの予約を無事に取ることができました!!
施術をとおし体のケアを
音楽をとおし心のケアを
ご縁をとおし命のケアを
このスローガンのもと、皆さんの笑顔溢れる、最高ののクリスマスコンサートを迎えられるように準備していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
私たちチームひめさゆりメンバーは、日頃お世話になっている社用車の洗車、事務所内の掃除を定期的に行なっています。ということで、昨日の勤務終了後に、達ちゃんと役割分担をして、事務所のお掃除をさせてもらいました。
達ちゃんは、トイレや洗面所などをお掃除してくれました。そして私は、全盲でも安全に掃除が出来るように院長が考えてくれた、大切に使用している治療用のベッドの専属担当になっています(笑)\(^_^)/。
このベッドには私もお世話になっているのと、他にも治療を受ける方々に貢献してくれているので、いつも感謝の想いを込めて、ひと拭きひと拭き「ありがとう。ありがとう。」と言葉を送りながらお掃除しています。ベッドは、寝台と脚が外れるようになっているので、達ちゃんが外してくれて、雑巾も用意してくれて、準備完了!
今回も「ありがとう。」と気持ちを込めながら、寝台の一面を満遍なく、脚も骨組みの1本1本を満遍なく、念入りに拭き掃除をさせていただきました。
私のベッド掃除が終わり、間もなく達ちゃんもお掃除が終わり、ベッドを組み直しに来てくれた時、「おー、ピッカピカ!こんなにピカピカにするのは、心が綺麗な人にしか出来ないなぁ。」と、褒めちぎってくれました(^^)。
そんなふうに褒めてくれるとは思いもしなかったので、嬉しさを感じつつ、内心、どうしていいか分からず、アワアワしてしまった私でした(笑)。
私は、自分でベッドがピカピカになっているか確認は出来ませんが、ピカピカになっているイメージを持って、社訓の1番目にある「感謝」の気持ちを持って、これからもピカピカにお掃除していきます(^^)。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもスタッフブログをお読み下さりありがとうございます。
ドライバー部門の田村です。
昨日は凄く嬉しい出来事がありましたのでお話したいと思います。
20年間大切に使用していたマッサージ器が故障して困っている方がいるので見て頂きたいとお声掛けを頂きました。一週間ほど預からせて故障個所が判り手持ちの部品で治す事が出来ました。また元気に動いて欲しいと願いながら、お返しする事ができました。
その時のお礼ですと、患者さんからの預かった品を、パワーパートナーの達ちゃんが届けてくれました。私の好きなウフレット(チョコレート)とラムレーズンが、それぞれ家族全員分入っていて家族みんなで美味しく頂きました。「私からのほんの気持ちです」という、患者さんからの言付けを家族に話したら、みんなが素敵な気遣いにほっこりしながら、ウフレットの美味しさをかみしめてました。
最後までお読み下さり誠にありがとうございました。
皆さんこんにちは、鴫原です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日水曜日の夜、車で帰宅をしていて、大通りに出るため信号待ちをしていた時のことです。
ふと猫の鳴き声が聞こえてきました。
「ミィーー、ミィーー」と。
声の感じから、子猫であろうことがわかりました。
夜9:30頃です。道路沿いに家があるわけではなく、周辺は田んぼです。明らかにその時間にそこで猫の鳴き声が聞こえてくるのはおかしいなと思いました。
捨てられてしまったのか?
このまま見て見ぬふりをするか?
でも、もし車に轢かれてしまったら…?
どうするのがいいのか?保護しに行った方がいいのか…?
これも何かの縁だと、まずは様子を確かめようと思い近くのコンビニに車を止め、猫の鳴き声がしたところまで歩いて戻りました。
どこだろう?
移動してしまったのか?
まさか、轢かれてないよな…?
近くを5分くらい探していた時、耳を澄ますと鳴き声が。
「よかった。まだどこかにはいる。」安堵しました。
また、鳴き声のした方に視線を向けると、子猫の姿がありました。
しかも2匹。パッと見は生後2ヶ月くらいの印象です。
弱っている印象ではなかったので、とりあえず一安心。
保護したいくらいかわいい。しかし、安易にするとこの子たちのためにはならない。
捨て猫か、迷い猫か…この際どうしていいかはわからず、ケータイで調べました。
捨て猫の可能性もあったので、警察に電話しました。
暗くて分かりにくい中、近くにそれらしき段ボールなどはないか確認しましたが、特にはありませんでした。
捨てられているという感じではないこと、もしかしたら近くに親猫もいるかもしれないということで、警察の方でも保護はできないとのこと。これ以上はどうも出来ないので申し訳ないがそのままにするしかないです。
と、言われましたが、親猫は近くに見当たらず。
しかし、しばらくして帰り際に親猫らしき姿が見えました。親猫も現れなかったら無力感に苛まれそうになりましたが、親猫もいれば大丈夫だろうとその場を後にしました。
今回の一件で小学生の頃、真冬の寒い日に捨て犬を2匹、段ボールで抱えて持ち帰った光景がフラッシュバックしたのでその事を記します。
私が小学4年くらいのときで、時期は冬です。
ある日、友達と下校途中に道端に不自然すぎるダンボールが置かれてました。
変な声も聞こえます。
そのくらいの子達はやはり好奇心旺盛なのか
中をのぞいてみました。
そこには子犬が2匹いました。
タオルが敷かれていて餌もちょっとありましたが、2匹ともぶるぶるしててすごく寒そうで…
雪も降っていて、しかも捨て犬でしたし、かわいそうで見て見ぬふりなんてできない。
捨て猫を飼った経験もあるし、家に持って帰ればもしかしたら…犬も猫も飼っていましたが、 大丈夫だろう、飼ってもらえるだろうと思いました。
そのままそこで見て見ぬふりして、死んじゃうのは絶対嫌だと、持ち帰ることにしました。
ダンボールに犬が2匹入った状態で、家まで運ぶのは小学4年の頃の自分にとってはとてつもなく重いものでした。
雪が積もっていましたし、路面は最悪な状況です。
幸い友達と帰っていたから友達にも協力してもらい二人で運びました。
その場所からだったら家まで通常20分くらいの距離でしたが一時間近くかかったのを覚えています。
やっとのこと運んで友達を見送り、ダンボールを持って家に入りました。
「捨て犬拾ってきた。家で飼えない?」と言うと、返ってきた答えは 、
「家には犬がもういるんだから喧嘩とかしちゃうでしょ 、元の場所に戻してきなさい……」
だめでした。
犬の目を見たらすごく哀しくなりました。
駄々をこねにこね、それでも結局、母親に説得されて元の場所に戻すことになりました。
防寒対策と餌をダンボールに入れて、車で元の場所へ連れていきました。
すごい勢いで泣きじゃくっていました。
自分の非力さからと別れの虚しさ、こんなにかわいいのに何で??? という思いから… 。
捨てた人の自分勝手な理由から殺処分に繋がると思うとさらに悲しくなります。何も悪いことをしていないのに。
無邪気に穏やかに平凡に暮らしたいだけだろうに。何で?何で?何で?の連続です。
ただ、こうは思っていますが、いま考えてみると当時の自分自身も、拾った捨て犬を持ち帰り
また同じ場所へ戻したから、同等のことをしたことに変わりはないのかもしれないと思います。
あのときの2匹は、翌日にはダンボールごとなくなっていました。
幸せになってくれることを願うしか私にはできませんでした。
ただひとつ、なんとなく確信できることがあって持ち帰った人がきっと大切に育ててくれているんだろうな…と。
このような事が昔ありました。
今回の一件では、最善は尽くしたと思います。
捨て猫、捨て犬、捨てられてしまうそのほかの動物もいずれはなくなればいいと願ってやみません。
ひめさゆりのビジョン、生きとし生ける命の尊厳を守るに繋がれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。