皆さんこんにちは。鴫原です。
今回の投稿は成果その③ではなく、季節のネタをお届けしたいと思います。
施術のサポートで患者さんのお宅や入所している施設へ訪問していますが、患者さん自身なかなか外出できない状況です。
外はポカポカ陽気で桜も見頃の状態なので、少しでも元気に、笑顔に、そして癒されたらと思い、スマホで撮った桜の写真を見せました。
ある患者さんは、ニコッと笑い「綺麗だね、写真1枚ください」と言ってくださったり、
ある方は、以前住んでいたご自宅の近くの桜のことを楽しそうに話してくださりました。
ここ最近、あまり反応が減ってしまった患者さんにも「桜満開なんです、キレイですね」と見せると、写真を見てコクッと頷いてくれました。桜には不思議な力があるなと感じます。こうやって皆さんの悦びに少しでも貢献できていると、嬉しさを覚えます。
こうしたちょっとした事からも心のケアとしてサポートしていきます。
皆さんいつも読んでくださりありがとうございます。
いつもひめさゆり訪問マッサージのホームページをご覧いただきありがとうございます。
先日お伺いしたお宅で、ここしばらく肘の痛みがあって辛いという訴えがある利用者さんがおり、状態を確認すると確かに肘関節周囲を押すと痛みがありました。いつ頃から痛みが出て、その付近で肘に負担が掛かること、例えば重たい扉の開け閉めや、思い荷物を持ったとかしていないかを確認すると、居間から台所に通じるふすまの動きが悪く、毎回重たくて無理な態勢で開け閉めをしていたことが分かりました。
ここで、もちろん痛みのある部分の施術もしたのですが、原因となっているふすまの滑りを良くすることが大切だと思い、まず立ててくれた建築屋さんに聞いてみることをオススメしました。早速来てもらいふすまを直すことで話しをしたようですが、先日の地震の影響でいつ工事に来れるか分からないと言われたそうで、その方は途方に暮れていました。
そこで、次の施術の時に潤滑剤を用意して「今日はふすまの動きを軽くするよ」と伝えました。「いやいや鈴木さん、もう50年も建っている家だし、そんなもので動くようにならないよ」と半信半疑な様子の利用者さん。「まぁ、見ていてください」と潤滑剤をシュッシュと吹きかけ、ふすまの開け閉めを繰り返しまたシュッシュ。それを数回繰り返すと、どうでしょう・・・、ふすまは軽ーく動くようになり、小さな力でもスムーズに開け閉めができるようになりました。実際に利用者さんにもやってもらうと、「あらぁ、軽ーい!全然力を入れなくても簡単に開くようになったわ。うわぁ、嬉しい!全然肘も痛くないわよ。本当にありがとう。」と、心から喜んでくださいました。そして、他の部屋も開けづらいところあるから、そこも見てほしいということで、家じゅうの扉に同じくシュッシュ。どれもスムーズになり、「これならば取り替えなくて済みそう。お金が浮いたわ」と、まるで少女のように無邪気に笑う利用者さん。その姿を見て本当に嬉しくなりました。僕は痛みの原因を取り除くお手伝いをしたにすぎませんが、こんなにも喜んでもらえたことで、誰かの役に立つってこんなにも清々しい気持ちになれるのだなと、改めて尽くすことの大切さ、価値に気づくことができました。
これからも、この仕事をとおして、縁ある方々のお役に立てるよう努めてまいります。一人でも多くの方々の幸せに貢献できる自分づくりをしていきたいと思います。