皆さんいつもご覧いただきありがとうございます、鴫原です。
昨日お伺いした患者のNさんご夫妻宅でのことです。
いつもは、奥様が玄関で迎えてくださるのですが、その日はNさんが対応してくれたのです。
お宅にあがらせていただくと開口一番に、
「妻が入院しちゃったんだ。」と伝えてくださいました。
私たちも大変驚きでした。
「妻がいないと寂しくなるな…」と寂しさを口に出されていました。
「今まで妻に色々とやってもらっていたから、
いざ自分が力になろうと、何かやろうとしても意外と何もできないんだなぁと思う。」と話すNさん。
普段、Nさんは口数が多い方ではないのですが、その日お伺いした時は、いつも以上にお話をされていました。
寂しさの表れかと思います。2人でいることが当たり前だったと思うので、本当寂しいと思います。
その日はたくさんお話を聴かせていただきました。
次回お伺いする際も、少しでもNさんの寂しさが緩和するように、たくさんお話ができればと思います。
社訓の「対話、共存」を意識しながらケアしていきます。
少しでも、喜んでいただけますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今月から本施術が開始になった患者さんがいるのですが、とても嬉しい感動のエピソードがありました。今回はそのお話です。
80代のTさんは、独居で老年期うつ病、アルツハイマー型認知症、難聴があります。また、体幹部と下腿部に疼痛があるため、心身ともに不安を抱えながら毎日を過ごされています。
初回の訪問時は、私たちのことをちゃんと覚えていてくださるか多少不安がありましたが、きちんと曜日と時間を覚えていてくださり、しかも、長座布団まで敷いて待っていてくれていたのです。それだけ楽しみにしていたのかと思うと、私たちはとても感動しました。
Tさんは施術を受けながら、「もっと早く頼んでいれば良かった。」と喜んでくださいました。施術終了後、「Tさんの体が悪化しないように、私たちお手伝いさせていただきます。一緒に頑張っていきましょう。」と言うと、「宜しくお願いします。あぁ、幸せだぁ。」と、感動で心から喜んでいるのがこちらに伝わり、わたしは胸が熱くなりました。
2度目の訪問では、「あー、効くー」、「あー、すごく効いてる。手が届かないところだから、頼んで良かったぁ。ほぉー、幸せー。」と、感動の声をあげながら喜んでくださいました。達ちゃんの話では、とても幸せそうな表情だったそうです(^^)。Tさんは施術を受けながら、「もっと早く頼んでいれば良かったぁ。悔しい。」と、初回よりも更に喜ばれていました。
Tさんは会話の中で、「デイサービスなど人が多いところでは話をしても良く聞こえないし、会話が成り立たないけど、私たちの声は聞こえる。会話が成り立つのが嬉しい。一人では話が出来ないけど、会話が出来て嬉しい。」と、本当に嬉しそうに話していました。実際の生活では、コミュニケーションが取れないのが寂しいということが、痛いほど伝わってきました。
施術終了後、「こんなにしてもらえて、本当に幸せだぁ。」と感極まり、涙声でとても喜んでくださっていて、私ももらい泣きしそうでした。今も書きながら、鼻の奥と目頭がツーンとなっています(笑)。
ひめさゆりのスローガンの一つに、「できるの努力を一つずつ、できたの感動を一つずつ」というものがあります。そのスローガンは、患者さんに対してだけではなく、まず、私たちチームひめさゆりのメンバー、そして私たちバディーが、このスローガンの如くに行動をしていくことが大切だと、院長から話がありました。
Tさんの感動に振れて、患者さんたちへの貢献欲、恩返し欲が増しました。これからもっと待っていてくださる患者さんたちが、Tさんのように感極まるぐらいの感動をしていただけるように、スローガンの実践とともに、多くの縁ある患者さんたちの願望を一つでも叶えるお手伝いをしていきます。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
院長の鈴木です。僕は小さい頃から音楽が大好きで、歌うこともそうですが、楽器(アコースティックギター)を奏でることも好きです。
音楽を好きになったきっかけは、僕が小さい時から、お母さんが色々な音楽を聞いていたことだと思います。物心ついた頃には、いつもカーステレオから、様々なジャンルの音楽が流れていたのを思い出します。クラシック、洋楽、邦楽、ダンスミュージックなど、それは多岐に渡るジュークボックスのようでした。きっとそれが僕にとって大きな影響となり、歌ってみたいな、演奏してみたいなという好奇心へと掻き立てていました。
文化祭や地域の音楽イベント、ラジオなどに出演し、演奏を披露する機会にも恵まれ、ますます音楽に魅了されていきました。もちろん途中で挫折しそうになったこともありますが、それでも諦めず続けていられるのは、カーステレオから流れる音楽の影響が大きいと思うのです。
ひめさゆり訪問マッサージでは、施術をとおして体のケアを、音楽をとおして心のケアを、ご縁をとおして命のケアをというスローガンを掲げています。音楽イベントなども企画して体だけではなく、心のケアも命を守る大切なことだと考えています。
この冬も、ひめさゆりクリスマスコンサートを企画しています。みなさんに楽しんでいただけるよう練習を重ね、音のクリスマスプレゼントをお届けしていきます。
皆さんいつもご覧いただきありがとうございます、鴫原です。
入社3年目にして、今さらながら新たに気づいた事がありました。
それは社訓についてです。
先日院長にお時間をいただき、ひめさゆりのマインドをもっと深めようと、社訓について改めて質問して色々と教えていただきました。
そこでの衝撃的な気づきです。
ひめさゆり訪問マッサージの社訓は、
感謝、謙虚、初心を忘れず
誠実、真心、思いやりの心を追求し、
対話、共存、互いを認め合い、
尊厳と労りの心を養う。
とあります。
私は「初心を忘れず」、「思いやりの心を追求」でひとつのものだと思っていました。
しかし、そうではなかったのです…。
最初の
「感謝、謙虚、初心を忘れず」の「〜を忘れず」は初心だけにかかっているのではなく、「感謝と謙虚と初心」を忘れずということ。
次の
「誠実、真心、思いやりの心を追求し」の「〜の心を追求し」も「思いやりの心を追求」だけではなく、「誠実と真心と思いやり」の心を追求する、ということでした。
それぞれにかかっているんだと教えていただきました。
入社3年目にして、お恥ずかしい話、本当今さらながらですが、そうだったのかぁ!という驚きと、まだまだ捉えられていなかった…という入り混じった気持ちです。
ただ、それに気づけたことは何より大きかったので、丁寧に教えてくださった院長と深掘りできた自分に感謝です。
恐らくまだまだ、「そうだったのかぁ!」と気づきは出てくるので、それこそ「感謝、謙虚、初心を忘れず」吸収していこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
先日、担当しているSさんを訪問した時に、嬉しいエピソードがありました。Sさんは脳梗塞後遺症で半身麻痺があり、今年は厳しい天候の変化で、身体にもその影響が出ています。そういう時は疼痛の訴えが強くなるので心が痛みます。私は、一日も早く楽になって欲しい、早くつらい痛みから解放されて欲しいという想いを込めて、心で「血流が良くなりますように…。痛みが軽くなって、早く楽になりますように…」と祈りながら施術を行います。
そうすると、施術開始時は痛みで元気がなかったSさんが、施術を進めるうちに会話の声が段々元気になり、明るくなっていきます。施術終了後は、笑い声も出て、元の元気なSさんに戻ってくれるので、笑顔が出ている様子を感じられると、良かったぁと安堵します。
先日、施術が終わって、少し話をしていた時にSさんが、「もう少し長生きしたいから、待ってたんです。これからも宜しくお願いします。」と、おっしゃってくださったのです。生きる希望を捨てずに、「もう少し長生きしたい」というSさんの想いに感動しました!そして、「待ってました。」という有り難いお言葉が本当に嬉しかったです。そして益々、待っていてくれる患者さんたちの想いに応えたい!!と、心の底が熱くなりました。
達ちゃんと私は、バディーとして求める心の足並みをそろえるために、院長の力添えもあり、今週から二人で話し合いの時間を作り、毎日続けています。
ひめさゆりが求めている基準になるために、これからも患者さんの立場に立って、バディーの質を高めていき、患者さんたちに満足していただける関わりと慈愛を追求していきます。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。