皆さんこんにちは。鴫原です。
いつもご覧くださいましてありがとうございます。
先日お伺いした患者さん(Kさん)のお話です。
Kさんは、「寒くなってきて腰が左右とも痛むのと、立ち上がりの時何かにつかまらないと立ちにくいの」と言うことでした。
以前までは、寒くなってから痛むというのは特になかったそうです。
寒くなると動きが鈍くなったり、横になって温かくしたいといいます。
施術者の美都子先生はその点にフォーカスしながらマッサージを施しました。
美都子先生はマッサージを施しているとき、いつも心の中で「○○さんのために最高の自分を発揮します」と祈りながら行なっています。
そして、マッサージ終了後テーブルに腰かけ少しお話をして、Kさんが立ち上がった時、突然
「あらぁ!今すっと立てたぁ!」と驚きと嬉しそうな声を発しました。何気なく立てたそうです。
私たちも、びっくりしました。
何より、その変化に気づいたKさん自身がとてもすごいです。
ひめさゆりの掲げるスローガンに
「できるの努力をひとつずつ、できたの感動をひとつずつ」
がありますが、まさしくそれだなと思いました。
その状態を維持できるように私たちもより、サポートさせていただければと思います。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
昨日、施設入所しているAさんの施術に伺いました。その時にAさんがお話ししてくださったことに感動しました。
9月26日(日曜日)はAさんのお誕生日で、その日に施設で敬老会が開かれたそうです。同日、9月が誕生月の他利用者さんたちも一緒にお誕生日会をしたそうなのですが、お誕生日プレゼントとして、施設長が手作りの水羊羹を作って、みんなで分け合う形でプレゼントしてくれたそうです。
Aさんは、「私は何の一芸もないので、歌歌ったり踊り踊ったり出来ないから駄目なんです。でも、施設長が仕事から帰ってきてから、私たちへのプレゼントに水羊羹を作ってくれたんだから、私もただもらうだけじゃなくて、施設長みたいにやれば、歌ったり踊ったり出来る、そう!やれば出来るんだ、ということを学ばせていただきました。」と、おっしゃったのです。その前向きな学びの心にとても感動しました。
Aさんは、難病指定のパーキンソン病と、レビー小体型認知症を認知症を持病に持つ患者さんです。どちらの病気も進行性の病気で、認知症の方も徐々に進んでいて、新しいことを覚えられなかったり、思い出せなかったりすることもあり、Aさんご自身も自覚されています。なので、普段はご自身を駄目出ししてしまうことも多いのですが、そのような苦しい中でも、このような前向きなことを話してくれたことにとても感動しました。
Aさんから、「自分をどう生かすか」ということを教えていただきました。そして、励ましをいただいたことに大感謝です。
素晴らしい人生の先輩に恵まれ、私は幸せ者です。本当にありがとうございます。
この恩返しをするためにも、患者さんからいただいた愛を自分磨きに生かし、益々「慈愛の追求」をしていきます。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
ドライバー部門の田村です。
久々に、別用途のパソコンにモニター画面を繋いで使おうと思い、電源ボタンを押して準備をしました。しかし、いつまで待ってもパソコンのモニター画面は黒いままで何も映りません・・・。
あれれ〜、どうした??
と、つい独り言を言ってしまいました。後で判ったのですが、パソコンとモニター画面を繋ぐケーブル線の一部が切れていました。普段はあまり使わないビデオケーブルでした。
今回の断線ですが、これに似たことで最近増えたなと感じることがあります。それはズバリ物忘れです。(笑)
あ〜、何だっけ…とか、あの〜、ほら、あれだよ、あれ・・・。
と言ったことが増えてきて、家族からは「あれ〜では分からないよ」などと言われています。
さて、これからが本題です。私の脳はいったいどうなったのでしょうか!? 皆さんはどこかで1度は聞いた事があるかと思います。テレビなどで話題にもなった、ニューロンとシナプスのお話しです。覚えていたことを忘れた時や、思いだせない時、情報をやり取りするには、ニューロンとシナプスが繋がっている必要が有りますが、たまにしか脳を使ってないと、段々とこの神経が細くなり、最後には無くなってしまいます。
先ほどのパソコンの画面のように、絵や画像が映らなくなるのと同じ現象です。配線が切れた状態で答えが出てこないのです。パソコンのケーブルは直すが難しいですが、ニューロンとシナプスを繋ぐことは誰でも簡単にできますよ!
忘れたことを繰り返し声に出したり、紙に書いたりすると繋がるようになりますよ。是非試してみて下さいね! 私も歳のせいにせず、繰り返し口に出してシナプスを繋げていきます。
次回は更に詳しくお話しをしたいと思います。
最後までお読み下さり誠にありがとうございました。
皆さんこんにちは。鴫原です。
いつもご覧くださいましてありがとうございます。
今回、社外研修の一貫として、また新たにご縁を頂戴し、デイサービスだんらん様にて研修を受けさせていただきました。
お時間をつくってくださり、学びの機会をいただけたことに心から感謝です。ありがとうございます!
そこで得た学びや気づきは、ひめさゆりの患者さんとのコミュニケーションをより円滑にできるものでした。
具体的には、スタッフさんたちのご利用者さんに対するいい意味での遠慮しない関わりが、「その人らしさ」を引き出しているという事。自分の意見もしっかりと伝えるけれど、ご利用者さんがどんな希望があるかを理解したうえでの関わり方で、「その人らしさ」を尊重したコミュニケーションを図っている事が大きな学びでした。
また、「変に自分をつくらない」、「わからない事は素直に聞く」、など自然体で接することが良好な関係を築くものだとスタッフさんたちを見ていて感じました。
私自身、遠慮してしまうことがまだまだあるので、遠慮はせず、ただ尊重や配慮のあるコミュニケーションができるようにしていきたいと思いました。それが結果としてひめさゆりの求める慈愛に繋がると思います。
それから、今回の研修ではとても驚いたこともあります。
それは、とあるご利用者のOさんから「腕相撲したい」と言ってきてくださったことです。
そのOさんは自分から「これしたい」と言うことがなかなかない方で、今回のような事は初めてだったようです‼︎スタッフさんも感動していました。
はからずも、お相手の悦びや笑顔のきっかけを引き出すお手伝いができた事は私も大変嬉しかったです。
この研修で学んだこと、得られたことを実践して、患者さんの悦びや笑顔を引き出せるようにしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
以前『LOVEの語源』という記事を掲載しました。その時に書いたのですが、私は現在、開華で自己啓発・能力開発をするために、ベーシックトレーナーコースを受講しています。毎月テーマ別にセミナー練習会の課題があるのですが、今月の台本に、マッサージにも関係するとても興味深い内容がありました。以下にその一部を記載します。
ーーーーーーーー
『おちつき』、は、『オキシトシン』というホルモンです。これは、愛情ホルモンとも言われて、スキンシップの時に出てきます。オキシトシンは、赤ちゃんがお母さんに抱っこされている時にたくさん出てきます。
こんなお話もあります。ヤクザさんが、道端で高校生に『金だせよー!!』と、恐喝していました。周りの大人の人たちは、どう対処していいか近づけず、周りから見ていました。そこに、おばちゃんがツカツカと近寄って行き、説得するか、止めに入るかと思いきや、突然、そのヤクザさんにハグして、背中をトントンと叩いていたら、ヤクザさんは力が抜け、目頭を熱くして、そのまま立ち去っていきました。
周りで見ていた人たちは、『おばちゃん、大丈夫でしたか!?』と寄っていったら、おばちゃんは『私、特殊学級の子たちのお仕事していて、子供が暴れると抱っこしちゃうのよ。そうしたら、すぐスーっと落ち着くから。』と言うんですね。つまり、『スキンシップ』によって『間脳』から『オキシトシン』が出て『落ち着く』。すごい効果です。
ーーーーーーーー
ここまでが、台本を一部抜粋したものです。最近は健康番組でもよくオキシトシンが取り上げられるようになったので、オキシトシンのことを知っている方もいると思いますが、私は改めて人間の体はすごいなぁと思いました。
実際に患者さんに施術をしていても、体調不良でイライラしてご機嫌が斜めだった患者さんが、会話をしながらマッサージを進めていくうちに、段々気持ちが落ち着いてきて、穏やかさを取り戻したり、笑い声が出てきたりということがあります。先週は、病気の影響で情緒が不安定になってしまったある患者さんが、怒りの感情があらわになっていたのですが、傾聴しながらマッサージを進めていくと、施術が終わる頃には大分落ち着きを取り戻しました。車中に戻ってから達ちゃんが、「患者さんは頬に涙を流した跡があり、枕が濡れていた」と教えてくれました。涙は心を癒すそうなので、それを聞いて安心しました。
施術者の仕事は、患者さんが持つ『愛情ホルモン』とも言われる『オキシトシン』を出すお手伝いも出来て、傾聴との相乗効果で、患者さんの心身のケアをさせていただくことが出来る、とても有り難いお仕事だなと、感謝の想いが沸きました。昔から『病は気から』というように、心と体は一つに繋がっているので、患者さんの心身のケアを通して、患者さんがより元気に、健やかな笑顔が増えるよう、これからも『慈愛の追求』を深めていこうと、改めて思いました。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。