ひめさゆり訪問マッサージ | ひめさゆり訪問マッサージ

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「ひめさゆり訪問マッサージ」
  • ブログ2023.04.11
    1. 施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
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    3. 昨日、4月7日の記事に書かせていただいた、天寿を全うされたMさんに、お焼香を上げさせてもらいに伺いました。
    4. 祭壇に置かれていたMさんの遺影は、とても素敵な笑顔の写真だったそうで、Mさんがご自身で決めていたそうです。お焼香を上げさせていただいた後、娘さんがご自身の想いおお話ししてくださいました。
    5. 「ひめさゆりさんには支えていただきました。マッサージは母の唯一の楽しみになっていたので、体が辛い中で母にも楽しみが出来て、私もマッサージがある日は、来てもらえるだけで支えになっていました。なので、本当にありがとうございました。」
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    7. このお言葉を聴いた時、そんなふうに想ってくださっていたとは思いもしなかったので、本当に有り難かったです。
    8. そして私も、約1ヶ月違いで娘さんより先に、突然母を見送ることになったので、Mさんの余命宣告をされていた娘さんのことも、訪問に伺っていた時から気掛かりでした。
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    10. なので私も、今が一番お辛いだろう娘さんの気持ちが痛いほどよく分かるので、私のこともお話ししました。
    11. 私の話を聴き終えた娘さんが、驚いたように「先生もそんな大変なことがあったなんて、全然知りませんでした。私一人だけがこんなことになってしまってどうしよう…、と思っていましたが、先生のお話を聞いて、私一人だけじゃないと思えて、癒されました。私も先生のように気丈に頑張ります。」と、話してくださいました。
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    13. その娘さんのお言葉から、私の辛い経験も娘さんの心を癒すお役立ちに繋がったことを感じ、私も救われました。
    14. 全ての経験は、どんなに辛い苦しいことであっても、いつか必ず誰かのためになる、自分のことも人のことも救う糧になるんだなと、教えていただきました。Mさんと娘さんとの御縁に、改めて感謝です。
    15. そして私は、人間は一人では生きられないから、こうやって人は支え合って、成長しながら、「生かされて」生きていられるのかもしれない、と思いました。
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    17. 娘さんは最後に、「母の姉、伯母なんですけど、近所にいて、よくうちに来てくれるんです。伯母が母の影響を受けて、今は自分で歩く努力をする時だから、自分で努力したいと言って歩く練習をしているんですけど、いつか伯母が歩けなくなったりしたら、またお願いしてもいいですか?」と、嬉しいことを言ってくださいました
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    19. いつかまた、私たちひめさゆりの訪問マッサージを快くご利用いただけますよう、これからも患者さんとご家族様の心身の苦痛を緩和していけるスキル磨きを行い、慈愛と真心で尽力していきます。
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    21. 大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
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  • お知らせブログ2023.04.10

    いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

    4月号のニュースレターが完成しました。今月号は桜にちなんだ記事にしました。

    真心込めて作りましたので、どうぞお楽しみください。

     

    ●おもて

    ・サクラの花をめでる

    ・編集後記

     

    ●うら

    ・ひめさゆり施術体験記

    ・季節の花だより:桜

    ・お花見グルメ日記

    ・今月の詠

     

    順次お配りしていきますので、みなさんどうぞお楽しみに。これからもホッと一息つけたり、皆さんの健康にお役立ちの情報をお届けしていきます。

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  • ブログ2023.04.08

    皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。

    このブログでもたびたび登場する、患者のTさん宅の愛猫、Tちゃんのお話です。

    最近訪問していた時は必ずと言っていいほどいましたが、直近2〜3回の訪問の際、Tちゃんはお出かけしていたのか、いませんでした。

    昨日訪問した時はTさんのそばで寝ていて、久しぶりにTちゃんと会った感覚でした。

    Tちゃんはずっと喉をゴロゴロと鳴らしていて、寝ぼけ眼でたまに辺りを見るなどしていました。
    私はTちゃんが目を開けたときに、ニコッとしながら挨拶がわりに手を振りました。

    するとTちゃんは動いて、ご飯でも食べに行くのかと思いきや、私の膝の前に背中を向けてペタッとくっつき寝転がってきました。しかも、喉をゴロゴロと鳴らしたままです。
    なんとなく、心が通った感覚を覚えました。

    Tさんの施術を開始した3年前は、人見知りですぐ姿を隠したり逃げたりしていたTちゃんが、ここまで慣れてくれるとは思いもよらず、嬉しくなりました。

    施術が終わるまでずっと、正座していた私の膝の前で寝転んでいました。
    帰る時もこちらを見ながら、名残惜しそうに帰っちゃうの?みたいな目をしていました。

    ただ、Tさんの1メートル以内にはいたので、Tさんを見守る忠犬ならぬ「忠猫」だなと思いました。
    Tちゃんにもこのまま元気に長く、Tさんを見守っていて欲しいと思った出来事でした。

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

    P.S.
    他の患者さん宅でもそうですが、ありがたいことに、私はどうやら動物に懐かれやすいようです(笑)

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  • ブログ2023.04.07

    施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。

    私が担当させていただいた患者さんお二人が、3月に天国へ旅立たれました。一人は男性のTさん(満89歳)。もう一人は女性のMさん(満80歳)でした。

    Tさんは、胃癌で胃を全摘していました。Mさんは、胆嚢癌末期で腹水が溜まっており、主治医から春まで持たないかもしれないと、ご家族様が告知されていたそうです。Tさんは、筋力低下を改善したいとご希望があり、5月のお孫さんの結婚式に参加することを目標に、機能訓練を行なっていました。

    12月から本施術が始まり、体力が段々落ちてきても、3月に入院になるまで、いつも機能訓練を頑張ってされていました。開始当初は短期間で筋力が上がり、立ち上がりがスムーズになったのが凄かったです。娘さんも喜んでくださっていました。
    またある時は、「久し振りに駅前に行ってきたんです。」と、昔からお好きだったらしいお菓子屋さんに行って、ご自身でお菓子を買ってきたこともありました。

    Mさんは、癌のことは知らされていなかったのですが、無料体験の際、マッサージを通してのご希望を伺った時、「ご飯が食べられるようになって、散歩が出来て、また洗濯を出来るようになりたい。」と話してくださいました。
    3月初旬に本施術が始まりました。Mさんは傾眠傾向があって、施術を受けながら、夢を見ているのか、時々寝言のようなことを言ったり、手の指が動いていることもありました。

    私たちが帰った後、娘さんがMさんにどんな夢を見ていたのか聞いてくださっていて、Mさんは、夢の中で洗濯をしていたそうです。私はそれを聞いた時、夢で見るほど洗濯がお好きで、元気になることを信じて、生きることを諦めていない、Mさんの懸命に生きている姿に心打たれました。ですがMさんは、3月半ばに体調が急変し、ほどなく天寿を全うされました。

    そしてTさんも、娘さんから月末に連絡をいただき、「もう看取り段階になったので、このまま病院で看てもらう。お世話になりました」と、お話がありました。その2日後に、Tさんは天寿を全うされました。

    Mさんの施術に伺っていた時、娘さんから、「母はマッサージを楽しみにしていて、『マッサージは明日なの?今日なの?』て言っています。」と、Mさんの喜びの声をいただきました。

    Tさんは口数が少ない方でしたが、最後に娘さんから、「父は『マッサージの時間が楽しい』と言っていました。」と、お話がありました。

    TさんとMさんに、晩年に私たちひめさゆりの訪問マッサージを快く使っていただけたことが分かり、安堵しました。誠心誠意、真心尽力出来て、本当に感謝です。

    訪問マッサージのお仕事は、患者さんたちの大切な命の最後まで関わらせていただける、尊いお仕事です。そして患者さんたちから、命の尊さ、生き方の在り方を深く考えさせられ、そのような命の授業を受けさせてもらえるので、本当に有り難いお仕事です。

    これからも自分を磨き、バディー力を高めて、患者さんたちの命が輝くように、最後まで喜びや幸せを感じていただけるように、慈愛を追求していきます。

    大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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  • ブログ2023.04.06

    いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

    今年は桜の開花が早く、また天候にも恵まれたお蔭で、長い期間桜を楽しむことができました。スマホで沢山写真を撮ることもできました。その撮った画像を患者さんに見せると、「うわぁ、綺麗だねぇ、素晴らしい桜だね。」「こんなに綺麗な写真を見せてくれてありがとう。」と、皆さん本当に喜んでくれます。

    施設に入所している患者さんにも画像を見せたところ、「あらまぁ、本当に綺麗な桜だねぇ。」ととても喜んでくれました。更に、「今は外に出なくても、こうやって写真で見られるから有難いわ。本当にありがとうね。とても感動しましたよ。」と言いながら、目に涙を浮かべて喜んでくれました。

    こんなに喜んでもらえて、心から嬉しい気持ちになりました。こうした感動をひとつずつ紡いでいき、患者さんの生きる希望になれたら幸いです。

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