施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今年旦那さんが永眠され、その影響か、認知症初期段階にある、患者Kさんの施術を担当させてもらうようになってから数ヶ月になります。
Kさんは、普段積極的にお話をする方ではないので、いつも会話の話題をどうしたらいいか考えます。先日、ふと「そういえば、以前Kさんがお孫さんのことを話していたなぁ。」と思い出し、「Kさんは、お孫さんは何人いるんですか?」と聞いてみました。
そこからKさんは、お孫さんの話を、時折笑顔になりながら、とても楽しそうにしてくれました。お孫さんの夢や、小さかった頃の話をしながら、「あの頃は可愛かったなぁ(^^)」と、Kさんはお孫さんのことが本当に大好きなんだなぁと感じるくらい、生き生きと沢山話しをしてくれました。
普段は、そこまで生き生きとしたKさんを見ることがないので、思わぬところからKさんの上質世界を知ることが出来て、何だか嬉しかったです(^^)。
【上質世界(クオリティ・ワールド)の定義 | 選択理論.jp―ウィリアム・グラッサー博士の提唱する、より良い人間関係を築くための心理学】
http://www.choicetheory.jp/words/%E4%B8%8A%E8%B3%AA%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%EF%BD%A5%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/
会話のスキルや引き出し作りは、まだまだこれからです。こういった一つ一つの経験も、スキルアップや引き出し増やしの糧にしていきます。そして、患者さんたちの上質世界を一つでも多く見つけて、喜び笑顔が増えていく関わりをし、寄り添いや慈愛の追求の向上をしていきます(^^)。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
ドライバー部門の田村です。
7月1日よりドライバー部門で挑戦している「セーフティチャレンジ2022」も、10月22日現在、無事故、無違反を続けています。
お陰様で約4ヵ月経ちましたが、セーフティチャレンジをして良かったことは、運転マナーの向上や、横断歩道を渡る歩行者に対して、今まで以上に気配りが出来るようになり、安全運転の重要さを再認識できていることです。チャレンジ終了の12月31日まで、残すところ66日となりました。ドライバー部門みんなで交通法規を遵守し事故防止に繋げ、徹底して施術者に安心・安全・迅速を提供し、慈愛の本質を追及しながらチャレンジを継続しています。
又、ひめさゆり訪問マッサージのドライバー部門には、49年間無事故・無違反を達成している、原田マネージャーというすばらしい匠がいます。マネージャーの力を借りながら、ベストドライバー賞の獲得を目指しています。
各賞は抽選なので、運も味方にしないといけませんが、必ず「ベストドライバー賞」を頂くという信念でチャレンジしていきます。
最後まで、お読み下さり誠にありがとうございました。
皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
先日、美都子先生が記事にしてくださった、施設入居のYさんのお話の続きです。
私たちは、Yさんの悩ましい気持ちに寄り添いながらお話を傾聴していました。Yさんが「愚痴を聞いてもらえるだけ、いいよ」と少しはスッキリされたので、気分転換にと思い例の、雨に濡れキラキラしたネックレスのような蜘蛛の巣の写真をお見せしました。
蜘蛛の巣を「綺麗だない(^^)」と喜んでいましたが、その後ろに映る民家のあるところを指してさらに話が盛り上がりました。
あるところとは、民家の壁に使われている石です。
話を聞いてみると、「その石はパーマストーンて言うんだよ!」との事です。
要は人工的に作った石なのだそうです。
そのパーマストーンをつくっていた会社で働いていたとお話ししてくださいました。
なんとまぁ、Yさんがそういったお仕事もされていたことを新たに引き出せたので、びっくりでした!
また、パーマストーンという事も勉強させていただけました。
喜んでいただけて何よりでした^_^
引き続き、様々な写真を撮影して、外出がなかなか出来ない患者さんたちに、ほっこりしていただけるようにしていこうと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
施設入居のYさんは、明るく元気な患者さんです。でもその反面、心のモヤモヤがあると、ネガティブに捕らえてしまうところがあり、どうしても愚痴を出してしまいます。昨日もYさんの施術に伺い、愚痴がこぼれていました。私たちは、Yさんの気持ちに寄り添いながら傾聴していました。すると突然、Yさんが嬉しそうに、少し照れながら「愚痴を聞いてもらえるだけで…、いいよ(^^)」と言ってくださいました。その一言が、Yさんの心のケアが出来ていたんだと分かり、私も嬉しかったです(^^)。
また最近は、以前苦しそうにしていた背中の痛みが良くなったと言ってくれたことがあり、昨日もそのことを言ってくださっていたので、心の苦痛だけではなく、身体の苦痛を緩和出来ていることも分かり、私たちはとても嬉しかったです\(^_^)/。
それから、バディーの達ちゃんの素晴らしい寄り添いがありました。達ちゃんは、外出が出来ない患者さんのために、綺麗な植物や旬のお花が咲いていると、その写真を撮って患者さんに見てもらって、心を和ませてくれています。昨日はYさんに、雨に濡れた蜘蛛の巣が、ネックレスのような綺麗な蜘蛛の巣を見つけて写真を撮ってくれていて、説明をしながらYさんに見せてくれていました。Yさんは「ほんとだ。綺麗だね(^^)」と喜んでいました。達ちゃん、ナイスサポートです!
今はコロナの終息に向かってはいるものの、まだ安心出来るところまではなっていないので、施設側での外出禁止が解禁になるのは、もう少し先になるとは思います。でもYさんが希望している「早く散歩がしたい」という願望が叶えられれば、心もリフレッシュ出来ると思うので、お散歩が出来る時に備えて機能訓練も始めています。なので、心のケアでストレス軽減のお手伝いも、これからも引き続き行っていきます。患者さん皆さんの人生に、少しでも「喜び笑顔」が増えますように…。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
開業7周年を迎え、日頃施術を受けてくださっている患者さんに、義理の母が丹精込めて作った繭玉の花をプレゼントしているのですが、みなさん心から喜んでくださっています。こちらが感謝の気持ちで渡しているのですが、「ありがとう。綺麗だね。いったいどうやって作っているの?」など、逆にこちらが感謝されてしまうということが起きていて、かえって恐縮してしまします。
その中でも嬉しかったことがあります。それは、現在娘さんと2人暮らしのHさんという方の反応だったのですが、「うわぁ、これはいったい何で作られているの?」から始まり、「はい、義理の母が繭玉でつくったお花です」と答えると、「あらぁ、それは嬉しいし、懐かしい気持ちになりました。私のおじいちゃんは、繭の検査員をしていて、生涯を繭に捧げた人だったのよ。だからこの花をみて、懐かしく思い出しました。本当にありがとうございます。大事に飾りますね。」と言ってくださいました。
それを聞いて、僕はとても嬉しくなりました。こうして、この繭の花がHさんはじめ多くの患者さんや家族に、何かしらお役に立っているんだなと、感動を覚えたほどです。Hさんのおじい様に対する思いも、こうして紡ぐことができたことを、大変嬉しく心躍るような体験でした。
毎年心を込めて作ってくれる義理の母に感謝です。
これからも、コツコツとご縁を紡ぎ、沢山の感動と笑顔を与え続けてまいります。