施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
昨日、独居生活をされているTさんの元へ施術に伺いました。Tさんはお話が好きな方で、独居生活をしていることもあり、いつも沢山お話をしてくださいます。今回のお話は2度目でしたが、先週、携帯料金のことでお嫁さんともめ事があって、とても傷心のご様子でした。
Tさんは施術中も、施術が終わってからも、その傷心の思いが止まらず、時折「このまま死んだほうがいいと思う。」という言葉が出るほど心を痛めており、私と達ちゃんは、寄り添いながら傾聴していました。
ひとしきり話し終えて、Tさんはやっと落ち着いたようで、「愚痴ばっかり言って悪かったね。」と言いましたので、私たちは、「大丈夫ですよ。いつでもお話聴きますから、吐き出してください(^^)」と言うと、「ありがとう。悪いねぇ。」と言いながら、声のトーンが優しく、とても穏やかになっていくのが分かりました。Tさんの心の痛みを和らげるお手伝いが出来たようで、安心と同時に嬉しかったです。
私は約3年前から、自分と向き合い、自分磨きをするために、開華で学びを続けており、より深掘りして自分の本質を生かすために、去年からトレーナーコースも受講しています。今年も更に上のコースを受講することを決め、その受講が今月から始まります。期間は半年間で、テーマは「寄り添い」です。
患者さんへの寄り添いが、もっと患者さんの心に届きますように、ひめさゆりの慈愛の追求と合わせて、これからも自分磨きをして、皆さんへ貢献していきます!
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
先日、体験に訪問したときの話です。80代の男性Uさんのお宅に訪問しての体験施術だったのですが、Uさんは奥さんと二人暮らしをしています。しばらく脊柱管狭窄症を患い、また高齢であることも重なり、下肢筋力が低下している印象がありました。問診を行い施術をしながら、僕の生まれた会津の話や、卒業した学校(福島市)の話しをすると、Uさんも福島の学校に通っていた話し、最初に働いたところが会津の職場だったということを楽しそうに喋ってくれました。
その姿を見ていた奥さんが、「うちの旦那(ひと)、初対面の人にこんなに喋ったりしないのよ。」と笑顔で言ってくれました。その一言がとても嬉しくて、「ありがとうございます。僕もUさんご夫婦と、こうしてご縁をいただけてとても嬉しいです」と、心から感謝の気持ちを伝えました。
あっという間に時間が過ぎ、改めてこの仕事って本当に素晴らしい仕事だなということを噛み締めながら、Uさんの家を後にしました。
このご縁を感謝に変え、Uさんの健康寿命を延ばすために、真心からの施術をしてまいります。
皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
先日の暑かった日、患者のTさん宅に訪問した時のお話です。
「Tさん、そのピンクのシャツ、爽やかで涼しげで良いですね!」と、いつもは着ていないような服装の印象だったのでお伝えしました。
すると、「実はパジャマなんです(笑)」との回答がありました。
がしかし、「誰も褒めてくれないんで、ありがとうございます。」
とおっしゃってくださいました。
ほんの些細なことでも喜んでいただけるなら何よりです^_^
ちょっとした変化に気づいたら、お伝えするようにしてはいますが、
改めて、気づきの感度を高めていこうと思った出来事でした。
そこが、ひめさゆりが大切にしている「相手の立場に立つ」こと、「互いを認め合う」ことにつながると思ったので、ベイビーステップで実践です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
先日伺った患者さんから、教訓と目標になる素晴らしいお話がありました。心に響いたので、そのエピソードを記事にします。
その方はKさんと言い、先日の訪問の時に会話が盛り上がり、現役の頃の思い出話をしてくださいました。Kさんは米寿とは思えないほど若々しい患者さんで、タブレットでネットゲームをしていることを聞いた時は驚きましたが、現役の頃にゲームセンターで遊ぶことにハマっていたことがあったそうで、なるほどと納得しました(笑)。
当時、よく家族と一緒にゲームセンターに行き、コインゲームをやると必ず勝ってコインを沢山もらえたそうです。また、クリアすると何かの景品などがもらえるゲームをすると、ほぼ必ず何かしら当たっていたそうで、それが面白くてハマっていたと、楽しそうに話してくださいました。さらに、商店街の福引きをした時に、自転車が当たったことがあったようで、私が思わず、「それは凄いですね!羨ましいです。」と言うと、Kさんが「欲を出すと駄目。欲を出すと駄目になるんだよね。」とおっしゃいました。
そして、当時お仕事で心掛けていた想いを話してくださいました。それは、当時まだ当たり前じゃなかった生命保険を、自分のお給料を稼ぐためではなく、お客様のためにこれから必要なものなのだと、そのことを一番に思ってお客様に伝え続けたら、売り上げトップになったそうです。Kさんは利己欲は持たずに、利他心で生きてこられたから、運も味方になっているのかもしれないと、生き方を考えさせられました。
そしてKさんが突然、「人生に悔い無し!人生に悔い無しだね(^^)」と、キッパリ言い切ったのです。そこには、やり切った!満足した!という、Kさんの喜びが感じられました。そう言い切れるKさんを、心から尊敬します。私も晩年は、Kさんのように「人生に悔い無し!!」と言える生き方をしたいなぁと思いました。
挑戦と失敗も楽しみながら、自分を下げずに、利己の弱さに負けない自分になるために、「人生悔い無し!!」と胸を張れる「慈愛の追求」をしていきます!
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
今日は、ほっこりする出来事がありました。いつも施術を楽しみにしてくださっている男性患者Sさんですが、いつものようにお部屋に案内され一目見て「あっ、Sさん、髪切ったでしょ?」と言うと、Sさんは照れくさそうに「いやぁ、娘に坊主にされちゃった!!」と言いながら、頭を撫でまわす仕草を見せました。その姿がとても嬉しそうに見え、「良かったですね、とても良い髪型ですよ」と伝え、施術が始まりました。
施術中、終始笑顔で髪を切るまでのエピソードを話してくださり、今までは月に一度、近くの床屋さんに通って髪を切ってもらっていたようですが、娘さんがバリカンを買ってきたたらしく、数日前にカットしてもらったようなのです。「床屋でやってもらうと、3500円くらいはかかるから、娘にやってもらうと、その分駄賃として渡せるわい」と言うのです。また、カットしてもらっている間、親子で色んなとりとめのない話ができたようで、「あーでもない、こーでもないって、小言言われながらやってもらったよ」と、本当に嬉しそうな表情を浮かべながら教えてくれました。
そのやり取りを聞いていて、家族って本当にいいなぁと、心が温まるのを感じました。親子水入らずの時間が、月一の散髪でできるなんて、何とも幸せなひと時ですね。この幸せがいつまでも続きますようにと、心から願えた出来事でした。
どうぞいつまでも元気で長生きしてください。