施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
毎日届く、致知出版社「偉人メルマガ」で、今日の内容は『人生の法則』について書かれた記事でした。
『致知』創刊40周年記念出版として刊行され、発売からわずか1か月で5,000部が完売となった『人生の法則』は、数量限定での販売だったため、長らく完売状態が続いていたそうなのですが、その後も『人生の法則』が欲しいという要望が数多く届いたそうで、増刷が決定したそうです。
今回のメルマガ内容が、人としての在り方を考えさせられる内容だったので、シェアさせていただきたいと思います。以下、メルマガ内容の一部です。
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過去17年分の総リードが一冊に詰まった本書。
収録されている204篇の文章のうち、
一篇をお届けします。
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関を越える
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関。
「かん」とも「せき」とも読む。
「出入りを取り締まる門」と辞書にはある。
江戸時代、国境に関所を設け、
人や物の往来を取り締まった。
通行手形がなければ関所を越えて
他国へ行くことは許されなかった。
容易に通過できない関所を難関といった。
人生にも関所がある。
「人生はしばしば出合わねばならぬ関所を
幾つも通り抜ける旅路である」
とは安岡正篤師の言葉である。
関所を越えることで
人は人生に新しい世界を開いていくのである。
禅家の修行では、厳しさが極点に達したところで、
よく「関」の一語を浴びせかける、という。
それを越えることで、
禅者は無礙自在の境地に到達していく。
在家も同じだろう。
関は人間を磨く通過門である。
本誌は、人生の関所を越えてきた
たくさんの事例を紹介し続けてきた、といえる。
なかでも、これほどの難関を越えてきた例は滅多にあるまい、
と思われる人がいる。
今年の新春大会にご登場いただき、
千二百人の聴衆の心を深い感動で包んだ
福島智さん(東京大学教授)である。
福島さんのお話を初めてうかがった時、
肌がチリチリ痛むような衝撃を覚えた。
福島さんは三歳で右目を、九歳で左目を失明、
全盲となった。生来が楽天的、と本人はおっしゃるが、
視力を失っても音の世界がある、
耳を使えば外の世界と繋がることができると考え、
実際、音楽やスポーツや落語に夢中になっていた、という。
だが、さらなる過酷な試練が全盲の少年を襲う。
十四歳の頃から右耳が聞こえなくなり、
十八歳、高校二年の時に残された左耳も
聞こえなくなってしまったのである。
全盲聾――光と音からまったく閉ざされた世界。
福島さんはその時の状態を
「真っ暗な真空の宇宙空間に、
ただ一人で浮かんでいる感じ」
と表現している。
なぜぼくだけこんなに苦しまなければならないのか、
これから先、ぼくはどうやって生きていけばよいのか……
不安、恐怖、絶望。懊悩の日々が続いた。
そんなある日。
母親の令子さんが福島さんの指を
点字タイプライターのキーに見立てて
「さとしわかるか」と打った。
「ああ、わかるで」と福島さんは答えた。
母親のこの指点字は壮大な転機となった。
福島さんは真っ暗な宇宙空間から
人間の世界に戻ってきたのだ。
その時の感動を福島さんは詩に綴っている。
指先の宇宙
ぼくが光と音を失ったとき
そこにはことばがなかった
そして世界がなかった
ぼくは闇と静寂の中でただ一人
ことばをなくして座っていた
ぼくの指にきみの指が触れたとき
そこにことばが生まれた
ことばは光を放ちメロディーを呼び戻した
ぼくが指先を通してきみとコミュニケートするとき
そこに新たな宇宙が生まれ
ぼくは再び世界を発見した
コミュニケーションはぼくの命
ぼくの命はいつもことばとともにある
指先の宇宙で紡ぎ出されたことばとともに
この詩の意味するものは大きい。
福島さんだけではない。
すべての人の命は言葉とともにある。
言葉のないところに人間の命はない。
福島さんは身をもって、
そのことを私たちに示してくれている。
同時にもう一つ大事なこと、
絶望の淵から人間を救うのは言葉である、
ということ。
どのような人生の難関も言葉という通行証を
手にすることで乗り越えることができる、ということ。
そのことをこの詩は私たちに教えている。
福島さんのお話を聞き、
著書を読んで強く感じたことがある。
福島さんには四つの特質がある、ということである。
一つは非常に明るいこと。
二つはユーモアがある。
三つは常に人に何かを与えようとしている。
そして四つは、
自分が主語の人生を生きている、ということ。
そこには被害者意識は微塵もない。
被害者意識で生きている人は
何ごとであれ人のせいにする。
人のせいにしている人に難関は越えられない。
人生は開けない。
この四つの資質こそ、福島さんをして、
普通の人なら絶望してしまいかねない
人生の難関を越えさせた秘訣であるように
思うのである。
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皆さんはどのように感じましたでしょうか。福島智さんのことは10代の時に知りましたが、本当に素晴らしい方です。まさに希望を与えてくださる方の一人ですね。
私がこの記事で印象が強かったのは、「絶望の淵から人間を救うのは言葉である」と、「自分が主語の人生を生きている」というところです。
私の場合は、絶望を感じた経験はないのですが、中学か高校の時だったか、ラジオかテレビで聞いた言葉で、今でも支えになっている言葉があります。それは、「神様は、苦難は超えられる人にしか与えない。」という言葉です。
その当時の私は、「そうか、私は乗り越えられる人だから病気になったのか…。」と思い、そうしたら気が楽になりました。この時救われた気がしました。
もう一つ、私の応援言葉となっているのが、高校の校長先生が伝えてくださった言葉で、「遅咲きの花は美しい。」という言葉です。この言葉のお陰で、いくつになっても頑張れる励みになっています。
私は支えになっている言葉を取り上げましたが、言葉というのは、使い方によって人を救ったり、逆に傷つけたり、本当に重要な、大事なものですよね。
私は、言葉やコミュニケーションの取り方は、これは一生自分の課題だなぁと思いますが、これからもっと、誰かを救える「言葉掛け」が出来るような人生体験をしていきたいです。
それが、「自分が主語の人生を生きている」ということにも繋がるのかもしれません。そして、これも企業理念の「慈愛の追求」だと感じました。
こうして日々色々な「自分磨きの場」をいただけることに感謝です!
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
ドライバー部門の田村です。
梅雨が明けてから、温度が異常に高くなっていて、熱中症対策が欠かせない状況になっております。私の知り合いで、気がついた時には熱中症になっていたという方がいて、頭痛と吐き気に襲われとても辛かったと話していました。「あっ!危ない!」と意識した時には重症化している場合があるようです。
TVの放送で流れていた熱中症対策で、覚えやすく直ぐ実行したくなったものがあるのでご紹介します。
(熱中症対策:かきくけこ)
か→風通しを良くする。
き→休憩を取る。
く→クーラを使う。
け→健康管理は日頃から。
こ→こまめに水分補給を。
この5つをしっかりと行ない、熱中症対策で大切な命を守っていこうと思いました^_^
最後までお読み下さりありがとうございます。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
先日、Tさんのマッサージに伺った時のことです。施術をしている時に、Tさんの旦那さんがお孫さんと外出から帰宅されました。旦那さんは大変可愛らしいキャラなのですが、その日はお孫さんとお出かけできたのが嬉しかったのか、突然「タッタラッタッタ~♪ウナギのかば焼き~、2パック~♪」と自作の歌を歌い出しました。Tさんと私と達ちゃんは思わずニコニコ笑ってしまいました。Tさんは「おじいちゃんはマイペースだから」と一言(笑)。ホッコリさせてもらいました(^^)
旦那さんは要支援の認定を受けている方で、Tさんがよく話されますが、普段は寝ているだけのことが多いそうです。私たちが訪問した時も寝ていることがよくあります。だから余計に嬉しかったのかもしれません。純粋な気持ちは人の心を動かして、幸せの方向に解きほぐしてくれるんだなぁと、旦那さんの行動から感じました。癒やしというのは、こういうことを言うんだと勉強になりました。
そこで改めて、仕事とプライベートにおいて、自分は何を「純粋に」求めているのか?
一番「純粋に」大切なものは何か?を感じる、いい機会になりました。私たちを癒してくれただけではなく、素晴らしい学びまでくださったTさんの旦那さん、本当にありがとうございます(^^)
純粋に心身の癒やしを与えられる超一流の施術者を目指して、これからも即是道場で日々自己研鑽を行なっていきます!
皆さんは仕事とプライベートにおいて、何を「純粋に」求めていますか?皆さんにとって、一番「純粋に」大切なものは何ですか?
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
皆さんこんにちは。鴫原です。
いつもご覧くださいましてありがとうございます。
先日、外部講師として院長の鈴木がドライバー研修をさせていただきました。私も同行し一緒に勉強させて頂きました。
技術の研修ではなく、一貫してマインド面をお伝えしておりました。
なぜか?
命の尊厳を守る企業として、運転も理念、目的からくるものであることが挙げられます。
例えどんなに技術が良くても、マインド面が疎かになれば日本一のドライバーや安心・安全・迅速を追求することができません。
その点を踏まえ、鈴木はひめさゆりが大事にしている事をお話しました。
研修先の企業様の理念に沿ってお話を進めていたので皆さん、フムフムとなりながらメモを多くとっておりました。
普段皆さんが運転するとき気を付けていることや、このくらい大丈夫かなと思ってしまうところはどこかあるか質問した際、色々出てきました。ここでは割愛しますが、皆さんの本音を聞けて嬉しかったです。
それと同時に私も改めて、停止線理論に立ち返る必要があるなと自己評価です。停止線理論は、これくらい大丈夫だろう、といった油断や心のスキが事故のもとの事を表します。
今回の研修を通して、一層気を引き締めて運転していく必要があります。
いつでもマインド面に立ち返り、引き続き安心・安全・迅速に慈愛のある運転ができるよう努めていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
いつもホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます。
先日のひとりミュージカル公演の反響がどんどん寄せられています。昨日はご夫婦で観に来てくださった方と話したのですが、「ミュージカルを観る機会って、なかなかあるものじゃないから、とても新鮮な楽しさがありました。ましてや夫婦でこうして観に来れたことで、久々にデートしているような気持ちになり、すごく楽しかったよ。また、鈴木くんが前に出て話している姿を見ていたら、何だか感動して涙が出てきちゃったよ。本当にありがとう。」と話してくれました。
本当に嬉しい気持ちになりました。参加してくださった皆さんが色々なことを感じてくれていることがよく伝わり、今回の公演を企画して本当に良かったなと思いました。施術だけでなく、こうしたイベントをとおして、縁ある方々に元気と勇気を与え続けていくことが、私たちの強い使命です。
これからも、皆さんの幸せに貢献できる治療院でありたいと思いました。