いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
施設に入所されている患者さんでSさんという方がいます。新型コロナウイルス感染症の影響で出入りの制限があったり、家族とも会えていないことから、体だけではなく心の面でも不安や落ち込みなどがあります。
先日久々にお伺いした時には、涙を浮かべながら、「先生に会えて嬉しい、本当に嬉しい。」と、涙を浮かべながら喜ぶ姿に、嬉しさと共に切なさを覚えました。早くこの感染症が収束して、家族との面会や、地域の方との交流が戻って欲しい、今まであった当たり前の日常を取り戻したいと思いました。
施術中ずっと話しっぱなしで、「先生が来た時くらいしか、こんなに話さないのよ。来てくれて本当に有難いわ。」と、心から喜んでくださり、少しでもSさんの心に寄り添え安心を与えられたのであれば、これほど幸せなことはありません。
これからも、Sさんはじめ担当している患者さんへ安心を与え続けられる存在でありたいと、心から強く思った出来事でした。
皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
ひめさゆりだより11月号が完成いたしました!
頂いたご意見なども取り入れながら、改善をしつくっていっています。
我ながら、少しずつクオリティが上がってきているのではないかと思います。
順次お配りしていきますので、ぜひお楽しみにお待ちください^_^
内容として、
メイントピック
■チームで疑似体験〜安心を与え続けるために〜
高齢者・障がい者に寄り添う
裏面記事
■施術体験記
嬉しいご報告
■ちょこっとアロマ講座
ユズ精油
■お散歩日記
秋を感じる
となっています^_^
少しでも見て、読んで温かい気持ちになってくだされば嬉しいです。
ご感想や取り入れて欲しい内容のご要望もありましたら、ぜひ、お問い合わせください(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
昨日は達ちゃんの提案で、空き時間に「バディーとして患者さんのために、どんな関わり方をしていったらいいだろうか?」について二人で話し合いました。
今現在も、達ちゃんが実践してくれていますが、外出出来ない、または外出が困難な患者さんに、外の景色や綺麗な植物などの写真を撮って見てもらい楽しんでもらったり、癒やしを感じてもらったり、患者さんの心のケアに繋がることを思い、そのようなことを心掛けています。なので今度は、そこをもっと深掘りして、施設入居の患者さんが、「以前住んでいた自宅周辺がどうなっているか見てみたい」と言っていたことがあったので、その辺りの写真に撮ってみたらどうか?とか、「リニューアルオープンしたお店に行ってみたい」と言っていたので、そのお店の外観を撮ってみてはどうか?どか、患者さんの育った地域の景色を撮ってみてはどうか?などなど、複数の案が出ました。
また達ちゃん自身が取得しているアロマテラピーのインストラクターの資格を活かして、患者さんにアロマオイルの効能を伝えて、芳香浴をしながらリラックスしてもらうのはどうか?というアイデアも出ました。達ちゃんから積極的に斬新なアイデアを出してくれたことが嬉しく、素晴らしいと思いました!
これからも二人で「患者さんのために、如何に関わり合っていくか?」という話し合いをして、力を合わせて真心と慈愛をお届けしていきます(^^)。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
ドライバー部門の田村です。
皆さんは車の洗車は何処で洗ってますか?
普段、社用車はガソリンスタンドの洗車機を使ってますが、先週は少し長めの空き時間が出来たので、自宅の駐車場を使い、手洗い洗車と車内を清掃しました。体の運動も兼ねてワックス掛けも行い、久しぶりに固形タイプを使ってみました。液体タイプと比べると、塗装表面はしっとりとした艶が出て綺麗な仕上がりになり、とても気持ちが良くなりました。たまに手洗いで洗車してみるのもいいものですね。社用車に対する愛着と感謝が生まれてきます。
施術をする先生方へ清潔な車内空間を提供して、患者様に最高の施術をして頂けるように、慈愛を込め定期的な車の美化を大切にしていきます。
最後までお読み下さり誠にありがとうございました。
皆さん、いつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
昨日、訪問した患者のSさん宅でとても嬉しい報告を頂きました。
ちょうど1年前にマッサージを開始されたSさん。腰椎化膿性脊椎炎、腸腰筋膿瘍の既往がある方です。また慢性腎不全で透析もされています。
マッサージを開始した当初はトイレに這って行くこともあったり、透析から帰ってきたときに痛さでベッドまで行けず、廊下に横になってしまうこともあったようです。それくらい腰殿部や下肢がお辛い状態でした。
しかし、先日一人で杖をつきながら5分くらいの散歩をされたとご家族様から報告をいただき驚きました。1年以上ぶりだったそうです。
最初はマッサージだけでの治療でしたが、開始から3,4ヶ月経った時、病院の先生から運動した方がいいと言われたそうです。「運動もしてくれるのかい?」とご家族からご質問頂き、以降、私たちも機能訓練で運動サポートをさせて頂くことになりました。
私たちは、マッサージで筋肉の緊張を緩和させたのち、腰殿部、腹部、下肢の機能訓練を行うサポートをしてきました。
ご家族様やご本人からも、「マッサージ始めてから介護が少し楽になったよ。」「今日は杖をつかずにトイレに行けました。」などの嬉しい声を頂けていました。
ただ、今回の「一人で外を散歩できた」という、ここまでこれたのは、Sさんの努力の賜物ですし、ご家族の方の支援があってこそです。
Sさんはご自身でも、チューブを使ったストレッチやベッドの周りを歩く、足踏みをする、透析中にペダルこぎをしたりといった運動を自主的にもされているくらい努力家です。
Sさんのお体の状態に、大変嬉しく美都子先生と一緒に喜びました。
引き続き、マッサージと機能訓練でサポートしていき、SさんのQOLの向上に繋げていきます(^^)!!
それが、ひめさゆりの掲げる命の尊厳に繋がっていくと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ps.
Sさんの今後の目標は車の運転をすることだそうです。