施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今週、訪問予定だった患者Sさんが、その前日にお亡くなりになりました。享年98歳でした。
Sさんは、今年の1月から担当させていただきました。現役の頃から「120歳まで生きるぞ!」と言っていたそうなのですが、施術を始めた当初、それを上回った「130歳まで生きる!」と嬉しいことを言ってくださったり、施術終了後、突然私に握手を求めてくれて、「ありがとうございます(^^)」と、感謝を言ってくださったことが2~3回ありました。最初に握手を求めて下さった、そのSさんのお気持ちがとても嬉しかったことを、今でも鮮明に覚えています。
また施術後は、毎回気持ち良くリラックスされていることが多く、ある時は「あー、体がどこかにいっちまったぁ(^^)」と、気持ちが良かったということを、そんな風に表現してくださったこともあり、こちらのほうが癒されるような、とても可愛らしく愛らしいおじいちゃんでした。
そしてSさんは、お酒が大好きだったそうで、介護をしていた娘さんから、「8月半ばぐらいに、突然本人が『酒が飲みたい。』と言ったので、スプーン2杯ぐらいですが、毎晩晩酌しているんです。」と、話を伺った時は、Sさんの元気が戻ったようで嬉しかったと同時に、すごいなぁと思いました。好きなことを最後まで貫いたことは、本当に素晴らしいと思いました。
晩年のSさんの生き様を見せていただき、私も晩年は、お世話になった周りの人たちに、穏やかな癒やしを与えられるような生き方をしたいと感じました。そのような想いを与えてくださった、Sさんとのご縁をいただけたことに、心から感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
有り難いご縁をいただいた、大切な患者さんの人生に最後まで関わらせていただける、この「訪問マッサージ」という仕事は、本当に尊く有り難い仕事です。患者さんに、最後まで「喜び笑顔」で天寿を全うしていただけるような関わり方をしていこう!と、改めて決意しました。
Sさんが天寿を全うされたことに敬意を表し、ご冥福をお祈り致します。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
先日お伺いした患者さんのお宅で、面白い話になりました。
この方はさんは、三味線やお琴の演奏もしていましたし、多くの生徒さんにその技術を教えている方です。日本のみならず、海外でも多くの公演をしてきた経歴があり、毎回いろいろな体験談を僕に聞かせてくださいます。
今回は、三味線やお琴の弦の交換時期などについて話していたのですが、そこから有名なテレビ番組「必〇仕事人」の話になり、「三味線の糸で悪党を倒すシーンで、あれは痛快なアクションですね」と僕が言うと、「あはは、そうよね。あっ、ちなみにね、あれで使われている糸はね、三の糸だね」というのです。三味線には3本糸が張られているのですが、その中でも3番目の糸が、必〇仕事人では使われているようなのです。
思わぬところから面白い話になり、またお互い様の笑顔が増えた、そんなエピソードでした。これからも、沢山経験談を聞かせていただき、生きる糧や、その方の人となりを見つける旅をしていきたいと思いました。
ありがとうございました。
皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
トップ7という記事で書いたKさんがまたすごいことを教えてくださいました!
Kさんは震災から11年、正座をしていなかったそうです。
正座をしようにも踵までつかない状態でした。
それが、マッサージを開始してから、少しずつ成果が出てきました。
この1ヶ月はマッサージが終わると「お座りがきちんとできなかったのに、太ももに踵がつくようになってきたの♪」と嬉しそうにお話ししてくださいます。
ご自身で運動やストレッチなど積極的に取り組んでもいるので、マッサージも含めてその努力の賜物だと思います。
また、すごいことに開脚のストレッチもしているお話もしてくださり、同年代の方と比較すると柔軟性がとても高いです。ビックリするくらいです!
まさしく、ひめさゆりが掲げている、
「できるの努力を一つずつ。
できたの感動を一つずつ。」
だなと思いました。
私たちも、少しでもKさん含めて他の患者さんのお身体の状態維持、改善・向上できるサポートをして喜んでいただけるように
「できるの努力を一つずつ。
できたの感動を一つずつ。」
を成長の合言葉として取り組んでいこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今年旦那さんが永眠され、その影響か、認知症初期段階にある、患者Kさんの施術を担当させてもらうようになってから数ヶ月になります。
Kさんは、普段積極的にお話をする方ではないので、いつも会話の話題をどうしたらいいか考えます。先日、ふと「そういえば、以前Kさんがお孫さんのことを話していたなぁ。」と思い出し、「Kさんは、お孫さんは何人いるんですか?」と聞いてみました。
そこからKさんは、お孫さんの話を、時折笑顔になりながら、とても楽しそうにしてくれました。お孫さんの夢や、小さかった頃の話をしながら、「あの頃は可愛かったなぁ(^^)」と、Kさんはお孫さんのことが本当に大好きなんだなぁと感じるくらい、生き生きと沢山話しをしてくれました。
普段は、そこまで生き生きとしたKさんを見ることがないので、思わぬところからKさんの上質世界を知ることが出来て、何だか嬉しかったです(^^)。
【上質世界(クオリティ・ワールド)の定義 | 選択理論.jp―ウィリアム・グラッサー博士の提唱する、より良い人間関係を築くための心理学】
http://www.choicetheory.jp/words/%E4%B8%8A%E8%B3%AA%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%EF%BD%A5%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89/
会話のスキルや引き出し作りは、まだまだこれからです。こういった一つ一つの経験も、スキルアップや引き出し増やしの糧にしていきます。そして、患者さんたちの上質世界を一つでも多く見つけて、喜び笑顔が増えていく関わりをし、寄り添いや慈愛の追求の向上をしていきます(^^)。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
ドライバー部門の田村です。
7月1日よりドライバー部門で挑戦している「セーフティチャレンジ2022」も、10月22日現在、無事故、無違反を続けています。
お陰様で約4ヵ月経ちましたが、セーフティチャレンジをして良かったことは、運転マナーの向上や、横断歩道を渡る歩行者に対して、今まで以上に気配りが出来るようになり、安全運転の重要さを再認識できていることです。チャレンジ終了の12月31日まで、残すところ66日となりました。ドライバー部門みんなで交通法規を遵守し事故防止に繋げ、徹底して施術者に安心・安全・迅速を提供し、慈愛の本質を追及しながらチャレンジを継続しています。
又、ひめさゆり訪問マッサージのドライバー部門には、49年間無事故・無違反を達成している、原田マネージャーというすばらしい匠がいます。マネージャーの力を借りながら、ベストドライバー賞の獲得を目指しています。
各賞は抽選なので、運も味方にしないといけませんが、必ず「ベストドライバー賞」を頂くという信念でチャレンジしていきます。
最後まで、お読み下さり誠にありがとうございました。