いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
先日、施術を受けている患者さんが、こんな一言をもらしました。
「みんな先生が来るのを待っているでしょ?本当に体が楽になるのよ。いつもありがとう。」
何だかとても嬉しい気持ちになりました。糖尿病と脳梗塞を患い、最近では認知症の症状も強く出ているMさんですが、いつもニコニコと、素敵な笑顔を見せてくれます。自分が認知症になって、少しずつ変化していることも分かっていて、それを精一杯受け止めながら、笑顔を絶やさず生きている姿がとても素晴らしく、こういった歳の取り方ができたら、みんな幸せだろうなと思っています。
毎回の施術も楽しみにしてくださっていて、色々な話をじっくりと聴かせてくださいます。Mさんの健康寿命を延ばすため、これからも真心込めた施術と寄り添いをしていこうと、改めて思いました。
皆さんいつもご覧いただきありがとうございます、鴫原です。
10月2日(日)に「視覚障がい者へのより良い接し方講座」というものに、田村さん、美都子先生とともに参加してきました。
講座では、視覚障がい者と私たちが普段関わらせていただく高齢者の疑似体験をしました。
体の自由がなかなかきかない体験装具を付け、視覚を制限するゴーグルを装着したり、杖をついたりなどです。
率直な感想として、
・腰が伸びない
・腰が曲がっている事で首も曲がりしんどい
・足が思うように上がらない、重さがある
・歩幅が思いのほか小さくなる
・動きがゆっくりになる
・ゴーグルつけての視界制限ならなんとか進めるが、その状態で目をつぶって誘導してもらうと足がすくむし、怖い
・階段を一段一段、杖とすり足で段差の確認しながら降りるのでスイスイ降りれない
・声かけが「あっちこっちそっち」だとわからない
・頭で思ってる動作と体の動作が不一致
があげられます。
普段、美都子先生の誘導もしていますが、私も視覚障がいの疑似体験をしてみたことで感じたことがあります。
それは、初対面の方に誘導してもらうのとあまり慣れない場所だと不安感が強かったことです。
美都子先生も、先にまわりの情報を貰えると助かると伝えてくれます。
ですので、私も自分が疑似体験で感じたことで、今一度まわりの情報をイメージしやすいように伝えていく必要があると思いました。
声かけも、ポイントはおさえつつも、今まで以上にしていって安心感に繋がればと思います。
また、高齢者の体が自由に動かない、なんとも言えない気持ちが少しわかったので、さらに患者さんに寄り添いながらの対応ができると思いました。
貴重な体験をさせていただきました。
情報提供してくれた美都子先生、ありがとうございました(^^)
この経験をもとに、さらに身体的精神的苦痛の緩和に努めていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
ブログをお読みくださっている読者の皆さんはご存じかもしれませんが、私と達ちゃんは入社当初からバディーとしてペアを組み一緒に現場に出ています。入社当初から、それぞれ個別で部門毎の研修は受けていますが、よりバディーとしてのスキルを上げるために、今年に入ってからは、毎週水曜日にバディー研修も始めました。
私たちには目標を達成するための大きな課題がありました。それは、無料体験マッサージの時間を1時間以内に達成することができないことでした。私と達ちゃんは、患者さんやご家族さんのお話おしっかり傾聴するのですが、話を全て聞いてあげなければならないと、ついつい受け身で聴いてしまう癖があり、そうすると、例えば患者さんの話が横道に反れたとしても上手く元に戻し切ることが出来ず、目標時間を大幅にオーバーしてしまっていました。
1時間以上となると、患者さんや家族に負担を掛けてしまうこと。また、受け身で話を聴いてしまうと、こちらが本来伝えるべきポイントがぼやけてしまい、相手に満足を与えづらくなること。あくまでもこちらがリードして、患者さんに安心感を持ってもらうことなど、研修の中では、長年現場で経験を積んできた院長から大事なことを教えていただいています。また、「目的は、目の前の患者さんに感動してもらうためです。」とも言葉をいただきました。
無料体験では、患者さんに感動を与える関わりをしていくと同時に、患者さんへの負担を掛けないことも大切にしていかなければなりませんます。また、一番の課題であるこちらが主導権を持って接すること。このところについて、研修後や移動中の車中で、達ちゃんと私で話し合いました。会話の中で必要の無い箇所の洗い出しや、役割分担をして無駄を省いて、シンプルに出来るところはないか?など、具体的に互いのアイデアを出し合って、「これでいいんじゃないか?」というところまで話を詰めていきました。
さらに研修の中で院長から、「最善は尽くしていると思うよ。でも、1時間以内に終わらせるためにはどうすればいいだろう?って、重点を置くところが患者さんじゃなくて、時間の方になっちゃってるんじゃないかな?」と、ハッとするご指摘を受けました。確かにそれはありました。なので、重要点を時間ではなく、目の前の患者さんに真摯に寄り添うことを、改めて胸に刻みました。
そして、実は今日、新規の患者さんの無料体験がありました。今までトライ&エラーを繰り返した中で、達ちゃんと話を詰めて準備し積み上げてきたことを、今度こそ発揮する時です。
達ちゃんと私は、今までで一番質の高い力を発揮しました。結果、初めて1時間以内に無料体験を終えるという目標を達成することが出来ました!\(^_^)/。患者さんにも満足していただき、おかげさまでご成約もいただくことができました(^^)。
この調子で、ご縁をいただく患者さんの命の尊厳を守れるよう、どんどん最高のバディー力を高めていきます。達ちゃんと私の力を合わせて、これからも真心を尽くしていきます(^^)。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもご覧いただきありがとうございます、鴫原です。
昨日お伺いした患者のTさんから、
10月の中旬は、郡山市三穂田町富岡で伝統行事があると教えていただきました。
その名も、「唐傘行灯花火」。
皆さんご存知ですか?
結構有名なようですが、私と美都子先生は初めて聞く名前でした。
Tさんのお話だと、
天井くらいの高さ(おそらく3m弱くらい)の柱があって、その上に傘が取り付けられているとのこと。傘の先端は花火が噴き上がるよう穴が開いているみたいです。
下から導火線に火をつけて、火が唐傘のほうに移ると、閉じてある唐傘が開いて、火花が光のシャワーのごとく降り注ぐようです。
「キレイなの!本当みんなに見せてあげたい!行くなら案内しますよ!」
と声を大にして言ってくださるほどです。
お話を聞くだけでも幻想的だろうなとイメージができましたが、調べて見てみると、本当に綺麗でした!
参照
https://www.bunka-manabi.or.jp/kaiseikan/trivia/74
お話を聞くまで、このような歴史ある伝統行事が市内である事を知りませんでした。
ここ数年はコロナでお休みになっているようですが、開催するときはぜひ行ってみたいです。
地元の歴史を教えていただけて、また魅力が発見できてありがたいです。
色んなお話ができるように、元気に長生きできるようサポートしていきます^_^!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、施設に入居している患者さんの嬉しい変化のお話です。Yさんは、新型コロナが流行り始めてから外出禁止となり、現在も外出が叶わない状況です。Yさんは気晴らしすることが叶わず、施設内でも誰かと話すことがほとんどないそうで、情報が得られるのはテレビだけです。その情報も良くないニュースばかりで、Yさんはそこから悪い連想ばかりしてしまい、愚痴や批判がかなり増えていました。
私と達ちゃんは、Yさんの愚痴を傾聴することが、Yさんのストレスを少しでも軽減出来る方法ならばと、長い間、話を傾聴することに徹してきました。確かに何度かYさんから、「お宅たちが来る時間だけが思い切り話が出来るんだ。」と喜びの声をいただいたことがありました。でも、愚痴や批判のひどさが段々増していきました。
私は、「これはYさんの心身に良くない。どうしたら意識が悪い方に行かずストレスが軽減できて、心身の健康を維持出来るだろうか?」と真剣に考えました。そしてふと、Yさんは何度か「トイレだけは人の世話にならないで、自分で行けるようにしておきたいと思ってるんだ。」と話していたことを思い出しました。
それまでは、Yさんから機能訓練の希望が特に無かったのと、自分で運動をしていると聞いていたので、今まで考えが及ばなかったのですが、「コロナが終息して外出が解禁になった時には、お散歩を楽しめるように、機能訓練を一緒に行なってみてはどうか?」と思い立ちました。
翌訪問時に、そのことをYさんにお伝えすると、「是非お願いします!」とご希望をいただけました。なので早速、その日(9日)からマッサージ施術に機能訓練をプラスして始めてみました。
すると、回を重ねる毎に愚痴の数が減っていき、しかも批判の程度が軽くなってきました。私と達ちゃんは、機能訓練をする際、必ず患者さんを褒めることを行なっているのですが、そうするとYさんは満面の笑顔で「あはははははー(^^)」と笑います。なので、心から笑うことも増えてきたように思います。良く変わってきた変化がとても嬉しいです\(^_^)/。
現在、機能訓練を取り入れてから3週間が経ちましたが、「できる!の努力を一つずつ。できた!の感動を一つずつ」という、ひめさゆりのスローガンのとおりになってきているのを実感できています。Yさんが心身ともに健康に過ごしていただけるように、健康寿命を増やすお手伝いをしていきます。
私たちバディーは、待っていてくれる患者さんたちの身体のケアだけでなく、心情にも寄り添い、これからも患者さんの願望を叶えていくための「慈愛の追求」をしていきます!
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。