郡山市 訪問リハビリマッサージ | ひめさゆり訪問マッサージ

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「郡山市 訪問リハビリマッサージ」
  • ブログ2021.05.01

    施術部の伊藤です。
    先日あった、私にとって学びになった出来事です。

    認知症が進んできている施設入所のYさんが、体の調子を確認した時に、3月末ぐらいから左下肢の痛みがあるとのことで、そのことをずっと訴えていました。しかし、右下肢を手術してプレートが入っていること、本人から足のマッサージはしなくてもいいと訴えがあった経緯があり、下肢の施術は現在はしていないと院長から聞いていたので、私も下肢の施術はしていませんでした。

    そんな状態で4月に入り、毎回「左脚が痛いです、今朝は左脚が痛くて、トイレに行くのにも痛くて歩くのがやっとで、4月が終わるまではいつもこうなるから仕方ないね…。」など声が本当に辛そうで、私も毎回胸が痛んでいました。何とかならないかと考え、「そういえば、プレートが入っているのは右脚で痛いのは左脚なんだから、左脚は施術しても大丈夫なのではないか?」と思い、院長に左下肢の施術は可能なのかを確認したら、左は大丈夫と許可が出たので、まずはホッとしました。後はYさんに確認をして、本人が左脚の施術を希望したら行うという院長の指示に従い、先週の訪問の日にYさんに「左脚のマッサージもしてみますか?」と確認をしたのですが、Yさんは痛みに耐えながら「やらなくていいです。」と答えたので、複雑でしたが、Yさんの意思を尊重して施術は行いませんでした。

    しかし、今週最初の訪問に伺うと、娘さんに連れられて病院に行かれたとのことで、間もなく病院から戻ってくるという状況でした。程なくして戻られたので、娘さんとお話しさせていただいた結果、「今日はブロック注射をしているのでお休みさせてください。」ということだったのですが、「次回は左脚のマッサージをお願いします。」と娘さんの思いも直接確認出来たので安堵しました。

    そしていよいよ二日後の訪問の日。Yさんのお部屋を伺うと珍しくかなりテンションが高く、「ひめさゆりさんですか?あのこと(左膝のマッサージの件)は聞いてる?」と話され、娘さんから伺っていることを伝えると、「良かった!じゃ、お願いします。」と、安心したように喜ばれていました。はじめてのことですが、Yさんが私のところまで来てくださり、私の手を取って「ここが膝のところに掛けて痛いんです。」と、左大腿部の外側と内側を触らせて教えてくださいました。外側内側共に強い筋緊張が見られました。ベッドの案も出ましたが、まずは試しに椅子に座って状態確認させてもらい、その状態でも大丈夫そうだったので椅子で施術を行いました。

    施術をしながら、「週に2回ぐらいは出来ますか?」と何度か質問があり、元々週に2回で行っているので「大丈夫です。」と伝えると、「じゃ、良かった。時間は何時頃になりますか?」と、日時は今までと同じなのですが、認知症の症状が進んできていることもあり訪問の時間は忘れている様子した。でもそれ以上に、辛いところが楽になっていくのが嬉しい!という思いが伝わってきました。続けてYさんは、「本当は足のマッサージやってもらおうと思ったことは何度かあるんですけど、悪いと思って言わなかったんです。」と、本音を言ってくださったのが嬉しかったです。Yさんはとても努力の人で、辛抱強い方なので、本当はやって欲しいと思っていたということが聞けて、グッとくるものがありました。また、施術は椅子で行なったので、私は薄いマットに膝を付いて行っていたのですが、Yさんが「座布団用意していなくて申し訳ないです。今度娘に持ってきてもらって用意しますから。」と気に掛けてくださり、その優しさに胸が打たれました。

    施術後、左大腿部の筋緊張が大分ほぐれ、「あ、痛みが楽になった!脚が上がった!」と、大腿部を4cm前後上げ下げしながら大変喜ばれていました。大分痛みが軽減したようで、「いやぁ!良かったぁ!!これからもよろしくお願いします!」と、今までに見たことがないくらいの喜びようで、大変明るい笑顔をされていました。挨拶をして私たちが部屋から出た後、更に歓喜の声が聞こえました。今までで一番嬉しそうな明るい歓喜の声を上げていたYさん。Yさんが苦しみから解放されたことが、私も凄く嬉しかったです。そして、これが本当の「心からの喜び」なんだと実感しました。

    今回の経験で、「患者さんの本当の心の喜びは何か。本当の慈愛の追求は何か。」を深掘りするきっかけをいただくことが出来ました。Yさんのお陰です。本当にありがとうございます。
    こうして皆さんから育てていただき、成長できていることを社会貢献に生かし恩返ししていきます。

    いつも大切な時間を使い最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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  • お知らせ2021.05.01

    いつも当院をご利用の皆様には心から感謝申し上げます。

    さて、ゴールデンウイークに伴う休診のお知らせを致します。

    5月3日(月)4日(火)5日(水)

    上記の日程でお休み致します。尚、6日(木)より通常施術となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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  • ブログ2021.04.30

    皆さんこんにちは。鴫原です。
    いつもご覧くださり、ありがとうございます。

    施術のスケジュールが以前にも増して充実してきて、道を読むということが更に重要になってきました。
    地図を見ながら、どのルートがいいか考えることが多くなり頭が沸騰しそうです(笑)

    初めて通る道などもまだまだあり、市内の道がどんどん繋がっていきます。まるで点と点を繋げるゲームのようです。
    それに加え、時間はどのくらいかかるのかなど、タイムアタックもしているかのようです。

    脳内がGoogleマップになってしまうのではないかと言うくらい、様々な道を通っています(笑)

    たまにその中に効果的ではないルートがありますが、そういった道も知ることで、より効果的な方を選択できる材料になります。

    これからも効果的なルート選び・探しは続きます。タイトなスケジュールでも効果的な道を選べるようさらに、脳内のマップをバージョンアップさせていきます!
    逆にタイトなスケジュールだからこそ、脳内のGoogleマップ化が加速するかもしれません。

    皆さんいつも読んでいただきありがとうございます。

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  • ブログ2021.04.29

    みなさんこんにちは。いつもホームページをご覧いただき、本当にありがとうございます。

    今日は、ドライバー部門でミーティング、施術部門では施術スキルアップ研修を行いました。休日にも関わらずスタッフ皆が率先して集まり、それぞれの部門での近況と、さらに効果的なスキルアップについてミーティング、そして研修を行いました。

    より安全なドライビングとは何か?より患者さんの治療に繋がる施術の技術を深めるにはどうすればよいかなど、みんなで考え、知恵を出し合うことができました。もっと良くなりたい、もっと良くしたいという思いから発する行動力は、とても大きくそしてとても頼もしく感じました。

    社員みんなが、企業理念の「慈愛」を体現しようと、その目的から突き動かされている前向きな姿勢に、改めて素晴らしい人財だなと、心から誇りに思いました。縁ある方々に寄り添い、社員一人一人の自己実現の舞台として、ひめさゆり訪問マッサージは、これからも成長と貢献を続けてまいります。まだまだ至らないところも沢山ありますが、日々挑戦し続け、改善と最善を尽くしていきます。

    生きとし生けるすべての命の尊厳を守る治療院を目指します。

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  • ブログ2021.04.28

    施術部の伊藤です。
    私がひめさゆりに入社する前から学んでいる、量子力学をベースにした自分発振で願いを叶える「開華/かいか」のセミナーが4月25日にあり、その後のオンラインフォローシェア会が本日あったので、更に自分を高めるために参加しました。

    講師の村松大輔先生が、沼田市倫理法人会でお話をしてくださった講師の女性が「自分の捉え方」について話されていたことをシェアしてくださいました。女性の方は、ご自身の境遇の経験を交えて、このように話されていたそうです。

    「過去の事実は変えられませんが、自分の捉え方と語り方で、過去は変えられます。」

    私は、「伝わる伝え方」が出来る人になりたい、という思いが最近芽生えたので、「捉え方と語り方」というのが響きました。お話を聞くと、その女性が子供の頃、お父さんが会社を経営していてお金持ちだったそうなのですが、事業に失敗して貧しい生活になり、一学期ごとに県をまたいでタライ回しにされ、転居する生活になって、学校を転々としていたそうです。
    そんなある時、学校で遠足があり、動物園に行くことになったそうです。女性は動物園が大好きだったのですが、「うちは貧乏だからお金が出せない。だから遠足には行けないと諦めていた。」遠足当日、お母さんに手を引かれ、先生のところに向かう時に、女性はお母さんが「遠足の日はお休みします。」と断ってくれるだろうと思っていたそうです。そうしたらお母さんが先生に、「うちは貧乏でお金がないので、遠足には行けません。お休みさせてください。」と言ったそうです。その当時、女性は火が出るほど恥ずかしくなり、「何で正直に言うの!ひどい!」と思ったそうです。しかし先生は、「あら、じゃあ先生のお弁当あげるから、Aちゃん、一緒に行こう。」と言ってくださり、無事に大好きな動物園に行けたそうです。

    その当時の女性は、お母さんに対して「恥ずかしい思いをさせられた。」とネガティブな思いを持っていた。でも大人になり、今思うと、お母さんは私を連れて先生に正直に言うことで、娘が大好きな動物園に連れて行ってくれる、と思っていたのではないか?私を動物園に行かせてあげたいという、母の愛だったのではないか?と思えたことで、貧しかった中でも愛を掛けてくれていたんだと、過去の苦しい思いが感謝に変わった。というお話でした。

    確かに、自分がどう捉えるか、どう解釈するかだなぁと、改めて自分の在り方を見つめ直す有り難い機会をいただきました。
    「伝わる伝え方」が自然に出来るように、私も過去のネガティブな自分の想いを探して、それを「お陰で」、「感謝」に交換する捉え方、在り方を身につけていきます。

    開華とアチーブメント、致知出版社の力を借りて、学びの機会をいただけることが本当に有り難く、成長していけることが嬉しく、楽しいです。これからも、マインド、ノウハウ、スキルを磨いていき、ひめさゆりの施術者としても、人間としても、慈愛を響かせて、皆さんの幸せの笑顔を広げていきます。

    大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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