皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
このブログでもたびたび登場する、患者のTさん宅の愛猫、Tちゃんのお話です。
最近訪問していた時は必ずと言っていいほどいましたが、直近2〜3回の訪問の際、Tちゃんはお出かけしていたのか、いませんでした。
昨日訪問した時はTさんのそばで寝ていて、久しぶりにTちゃんと会った感覚でした。
Tちゃんはずっと喉をゴロゴロと鳴らしていて、寝ぼけ眼でたまに辺りを見るなどしていました。
私はTちゃんが目を開けたときに、ニコッとしながら挨拶がわりに手を振りました。
するとTちゃんは動いて、ご飯でも食べに行くのかと思いきや、私の膝の前に背中を向けてペタッとくっつき寝転がってきました。しかも、喉をゴロゴロと鳴らしたままです。
なんとなく、心が通った感覚を覚えました。
Tさんの施術を開始した3年前は、人見知りですぐ姿を隠したり逃げたりしていたTちゃんが、ここまで慣れてくれるとは思いもよらず、嬉しくなりました。
施術が終わるまでずっと、正座していた私の膝の前で寝転んでいました。
帰る時もこちらを見ながら、名残惜しそうに帰っちゃうの?みたいな目をしていました。
ただ、Tさんの1メートル以内にはいたので、Tさんを見守る忠犬ならぬ「忠猫」だなと思いました。
Tちゃんにもこのまま元気に長く、Tさんを見守っていて欲しいと思った出来事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
P.S.
他の患者さん宅でもそうですが、ありがたいことに、私はどうやら動物に懐かれやすいようです(笑)
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
私が担当させていただいた患者さんお二人が、3月に天国へ旅立たれました。一人は男性のTさん(満89歳)。もう一人は女性のMさん(満80歳)でした。
Tさんは、胃癌で胃を全摘していました。Mさんは、胆嚢癌末期で腹水が溜まっており、主治医から春まで持たないかもしれないと、ご家族様が告知されていたそうです。Tさんは、筋力低下を改善したいとご希望があり、5月のお孫さんの結婚式に参加することを目標に、機能訓練を行なっていました。
12月から本施術が始まり、体力が段々落ちてきても、3月に入院になるまで、いつも機能訓練を頑張ってされていました。開始当初は短期間で筋力が上がり、立ち上がりがスムーズになったのが凄かったです。娘さんも喜んでくださっていました。
またある時は、「久し振りに駅前に行ってきたんです。」と、昔からお好きだったらしいお菓子屋さんに行って、ご自身でお菓子を買ってきたこともありました。
Mさんは、癌のことは知らされていなかったのですが、無料体験の際、マッサージを通してのご希望を伺った時、「ご飯が食べられるようになって、散歩が出来て、また洗濯を出来るようになりたい。」と話してくださいました。
3月初旬に本施術が始まりました。Mさんは傾眠傾向があって、施術を受けながら、夢を見ているのか、時々寝言のようなことを言ったり、手の指が動いていることもありました。
私たちが帰った後、娘さんがMさんにどんな夢を見ていたのか聞いてくださっていて、Mさんは、夢の中で洗濯をしていたそうです。私はそれを聞いた時、夢で見るほど洗濯がお好きで、元気になることを信じて、生きることを諦めていない、Mさんの懸命に生きている姿に心打たれました。ですがMさんは、3月半ばに体調が急変し、ほどなく天寿を全うされました。
そしてTさんも、娘さんから月末に連絡をいただき、「もう看取り段階になったので、このまま病院で看てもらう。お世話になりました」と、お話がありました。その2日後に、Tさんは天寿を全うされました。
Mさんの施術に伺っていた時、娘さんから、「母はマッサージを楽しみにしていて、『マッサージは明日なの?今日なの?』て言っています。」と、Mさんの喜びの声をいただきました。
Tさんは口数が少ない方でしたが、最後に娘さんから、「父は『マッサージの時間が楽しい』と言っていました。」と、お話がありました。
TさんとMさんに、晩年に私たちひめさゆりの訪問マッサージを快く使っていただけたことが分かり、安堵しました。誠心誠意、真心尽力出来て、本当に感謝です。
訪問マッサージのお仕事は、患者さんたちの大切な命の最後まで関わらせていただける、尊いお仕事です。そして患者さんたちから、命の尊さ、生き方の在り方を深く考えさせられ、そのような命の授業を受けさせてもらえるので、本当に有り難いお仕事です。
これからも自分を磨き、バディー力を高めて、患者さんたちの命が輝くように、最後まで喜びや幸せを感じていただけるように、慈愛を追求していきます。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
今年は桜の開花が早く、また天候にも恵まれたお蔭で、長い期間桜を楽しむことができました。スマホで沢山写真を撮ることもできました。その撮った画像を患者さんに見せると、「うわぁ、綺麗だねぇ、素晴らしい桜だね。」「こんなに綺麗な写真を見せてくれてありがとう。」と、皆さん本当に喜んでくれます。
施設に入所している患者さんにも画像を見せたところ、「あらまぁ、本当に綺麗な桜だねぇ。」ととても喜んでくれました。更に、「今は外に出なくても、こうやって写真で見られるから有難いわ。本当にありがとうね。とても感動しましたよ。」と言いながら、目に涙を浮かべて喜んでくれました。
こんなに喜んでもらえて、心から嬉しい気持ちになりました。こうした感動をひとつずつ紡いでいき、患者さんの生きる希望になれたら幸いです。
皆さんいつもご覧いただきありがとうございます。鴫原です。
さて、先週末に撮影した桜の写真を患者さんたちにお見せすると、とても喜んでくれました。青空と太陽の中での桜、月明かりや提灯でライトアップされた夜桜などをお見せすると、「あらぁ、綺麗だねぇ。」「どこの桜ですか?」「いやぁ、満開だねぇ。」「夜桜もいいねぇ。」など、皆さん口々に言葉に表してくださり、素敵な笑顔になっていました。
それぞれの患者さんから、桜に関する思い出のエピソードもたくさん聞くことができ、皆さんと大変盛り上がることができました。皆さん桜がお好きで、様々な場所の桜の話題を話してくれました。
お話している中で、郡山市には桜の有名な場所が意外とあるんだなぁと気付かされました。
患者さんたちが言っていた場所も気になったので、来年あたりに機会をみて行ってみようと思います(^^)
写真だけでも患者さんに貢献できてよかったです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。
皆さん、お久しぶりです。2月のスタッフブログで田村さんが記事にしてくださいましたが、2月10日、私の母が突然くも膜下出血により急逝し、永眠してしまいました。ちょうどその日は田村さんのお誕生日でもありました。とても気持ちが追いつかず、しばらくブログ記事のお休みをいただいていました。でもようやく気持ちが整い、元気な姿を母にも見てもらい、母にも安心してもらえるように、また、新年度を機にスタッフブログを再開することにしました。
ということで、今回からまたどうぞ宜しくお願いしますm(__)m。
今回は、今が一番旬の桜のお話です。郡山も、4月1日2日の土日が温かくなり、桜が満開になったところが大分増えました。
患者さんたちとも桜やお花見の話題が出ることが多く、達ちゃんが撮影してきてくれた、桜や夜桜の写真を見た患者さんたちが、「あー、綺麗。いいねぇ。」、「あらぁ、綺麗だねぇ。あぁ、綺麗だぁ。」と、皆さん口をそろえて喜び、感動していました。本当に嬉しそうに喜んでいる患者さんたちの姿に、私も嬉しくて思わず笑顔になりました(^^)。
そして私も、この時期はお花見が楽しみなので、すごくお花見がしたくなりました。私のお花見は、全盲だからこその、「=桜の花の香りを嗅ぐ」ことなのですが、バディーの達ちゃんに「私もお花見したいから、サポートよろしくね♩」と話をしました。そして、昨日の業務終了後に達ちゃんが、市内の喜久田町(キクタ)辺りに流れている、藤田川沿いの桜並木に連れていってくれました。
車を降りて桜並木に向かって歩き出すと、何と!まだ桜に鼻を近づけていないのに、ふわぁ~っと桜の甘い香りが漂ってきました!こんなに自然の桜の香りを感じたのは初めての体験だったので、ものすごく感動しました\(^_^)/。
そして、いよいよ桜の木の前に立ち、達ちゃんが私の身長に合った高さの桜の枝を探してくれて、その香りを嗅ぐことが出来ました。桜の芳醇な甘い香りが強く、思わず「美味しい!すごくいい香り♩♩」と叫んでしまいました(笑)。
達ちゃんのお陰で、私もお花見を堪能することが出来、桜の甘く優しい香りに、もの凄く癒されました。とてもとても感謝です(^^)。
お花見を堪能し、そろそろ戻るのかなぁと思いながら達ちゃんの誘導に着いて行くと、達ちゃんがベンチに座らせてくれました。すると、何と!達ちゃんがお花見団子とイチゴ大福のサプライズプレゼントをしてくれました!お花見の話をした時に、私が「お花見しながらお団子食べたことないな。」と何気なく言ったことを、ちゃんと覚えていてくれたんですね。さすが達ちゃん!感激しました!!
終始嬉しい感激を感じながら、今年初めての「花より団子」ならぬ、花も団子も楽しめました♩達ちゃんの慈愛に大感謝です(^^)。
念願のお花見で、桜と達ちゃんから慈愛の活力を沢山いただいたので、皆さんの喜び笑顔が広がりますよう、この慈愛エネルギーを活かし、これからも真心で尽力していきます(^^)。
大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。