郡山市 訪問リハビリマッサージ | ひめさゆり訪問マッサージ

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「郡山市 訪問リハビリマッサージ」
  • ブログ2022.09.20

    施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。

    今回は、先週二人の認知症の患者さんから、思わぬ嬉しい反応が見られたお話です。

    私はいつも、患者さんとどんな話をしたらいいかなぁと考えるのですが、話題を考えていた時に、ふと「好きな歌手」という言葉が降りてきました。なので、Kさんに「好きな歌手はいますか?」と質問すると、「いるんだけど思い出せない。」と言いいました。Kさんは「スラッとした、背の高い男の人。誰だっけ?」と、なかなか思い出せずにいるようでした。そのヒントのように言ってくれたことを頼りに、Kさんが思い出せるよう、思い付く昭和の歌手を挙げ協力していたのですが、それでもKさんはなかなか思い出せません。するとKさんは妹さんに聞いてみると言って、電話を掛けはじめ、妹さんに聞いてみると、舟木一夫さんと三田明さんが好きだと言うことを教えてくれました。

    施術が終わってから、舟木一夫さんの『高校三年生』と、三田明さんの『美しい十代』をYouTubeで検索して聞いていただくと、懐かしそうに「これ、好きなんだ。いいよねぇ。」と楽しんでくれて、途中から一緒に歌っていました(^^)。

    Kさんは次の訪問の際も、前回、舟木一夫さんの『高校三年生』をYouTubeで再生したのが気に入ったようで、施術後、Kさんのほうから「音楽は掛けないの?」と、リクエストがありました(笑)。なので、達ちゃんに頼んで、『高校三年生』を再生してもらうと、「これ、好きなんだよねぇ。」と、また歌を口ずさみながら楽しまれていました(^^)。今までこんなに楽しそうなKさんを見ることがなかったので驚きましたが、「好きな歌手はいますか?」という思いがけない一言で、楽しそうに喜ぶ一面を見せてもらえたことに、感謝が沸きました(^^)。

    このことを受けて、今度は別の訪問先のTさんの施術に伺った時にも、Tさんに好きな歌手はいるか伺ってみました。するとTさんは、「女性歌手の高い声は駄目だけど、男性歌手の落ち着いた声はいい、歌手が思い出せない」と言いながら、「『誰か故郷を思わざる』はいいね。」と言って、突然自ら曲を歌ってくださいました。Tさんが自ら進んで歌を歌ってくれたのは初めてでした。予期せぬ事で驚きましたが、Tさんの人生背景や、優しくて穏やかなお人柄が、歌声に乗ってさざ波のように流れてくる雰囲気が漂い、素敵な時間が流れました。

    他にも、歌を歌うことが好きなMさんが、以前「花を見る事と歌を歌う事に、怒る人はいないって言うんだよね。」と言っていたことを思い出しました。そして改めて、音楽は心のケアになる、素晴らしいものだなぁと実感しました。

    院長も以前記事にしていたことがありますが、毎年恒例の「ひめさゆりクリスマスコンサート2022」が、今年は念願の、ミューカルがくと館大ホールで行われることになりました!今年はより楽しみですo(^-^)o。今年も皆さんに感動の「音楽で心のケアを」をお届けできますように、頼もしいパワーパートナーの皆さんの力をお借りして、スタッフ一丸となって準備して参ります(^^)。

    大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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  • ブログ2022.09.18

    いつもご覧いただきありがとうございます、鴫原です。

    患者のKさんのところでのお話です。
    Kさんはお料理やゲーム、健康に関すること、ご家族のことなどお話するのがお好きで、
    昨日の施術中も楽しそうにお話されていました。

    施術が終わり、また少しお話をしていたとき、
    「あなたは気を遣わなくて話しやすいわ」と仰っていただけました。

    「孫と話してるみたい」ともありました。

    以前もなんだか同じシチュエーションがあったなぁと振り返ると、

    別な患者さんで、「じぃちゃん、息子が来たみたいに話すね。じいちゃん、おもりしてもらって(笑)」と息子が来たみたいだと言っていただいたことを思い出しました。

    もともと患者さんやそのご家族がお話好きということもあるでしょうが、こうやって、患者さんたちが話しやすい雰囲気を作れているのかと思うとありがたいです。

    美都子先生も私も互いに聴く姿勢を大切にしているので、それが伝わったのかなとも思います^_^

    引き続き、話しやすい雰囲気作りもしながら、患者さんたちの笑顔を増やしていきたいと思います♪

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

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  • ブログ2022.09.16

    施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。

    今回は、パーキンソン症候群とレビー小体型認知症の既往がある患者さんと、家族との嬉しいお話です。

    先月、担当している80代のMさんが、8月に入ってすぐ救急車で病院に搬送されたと、旦那さんからご連絡をいただきました。旦那さんのお話によると、Mさんは血中酸素濃度が70だったそうで、尿路感染の診断でそのまま入院となりました。Mさんの回復を祈りながら、再開の日を待ち望んでいました。

    先日、約5~6週間振りに旦那さんから連絡があり、Mさんがターミナルケアになったとのことで、「もしかしたらこの1回になるかもしれないけど、体が辛そうだから、マッサージをお願い出来ませんか?」というご依頼がありました。

    まさかターミナルケアにまでなっているとは思わなかったので、とても驚きました。でも、いつもMさんは施術を楽しみにしてくださっていたので、またMさんに喜んで欲しい!私たちは、Mさんの命を諦めないで繋ぎ続ける!という想いで、Mさんの元へ伺いました。

    Mさんは、介護用ベッドで横になっていました。旦那さんからは、「10分でも15分でもいいので、本人が気持ち良くなるように、出来るところまででいいですので、よろしくお願いします。」と言い、Mさんの体を気遣っているのが伝わってきました。

    Mさんは脱力していましたが、右脚だけは自力でよく動かしていました。私が「Mさーん、お久しぶりです。お元気そうで良かったです。」と伝えると、「お久しぶりです。はい、大丈夫です。ありがとうございます。」と応えてくださいました。声は滑舌が良くなく聞き取りにくかったですが、穏やかな声で沢山話してくれました。

    「Mさんにやっと会えて嬉しいです。」と伝えると、驚いたことに、「私もです。車の音で分かりました。」と応えてくださったのです。車の音を覚えるぐらい、いつも楽しみに待っていてくださったのかと思うと、感動で胸が熱くなりました。

    Mさんがとても可愛らしい声で話してくれていたので、私が「Mさんの可愛らしい声が聞けて嬉しいです。」と伝えると、Mさんは、照れながら嬉しそうに笑顔になっていました(^^)。旦那さんが「おっ、目がパッチリ開いてるね。気持ちいいかい?」と聞くと、「気持ち良すぎる。」とMさんは笑顔で応えたようで、娘さんが「目がパッチリして、口角も上がって、いい笑顔だね。」と言いながら、旦那さんも娘さんもMさんも、皆さん穏やかで素敵な笑顔になっていました(^^)。

    達ちゃんも「Mさん、お元気そうで良かったです。」と伝えると、「ありがとうございます。」と、Mさんは嬉しそうに応えていました。

    旦那さんによると、「昨日は熱発があって、解熱剤を飲ませたら熱は下がったから、今日は話せる状態で良かった、いつもだったら寝てるだけだから、こうはならなかったかもしれない」とのことでした。本当に有り難かったです。終始穏やかな笑顔が絶えない雰囲気が、部屋いっぱいに広がっていました。

    施術終了の挨拶をすると、Mさんは何度も「ありがとうございました。」と言ってくださいました。こちらこそとても有り難く、私も感謝の言葉を何度も伝えると、娘さんがMさんに、「あ、今立ち上がろうとしたね。」と言っていました。後から達ちゃんも、Mさんもこっちへ行きたそうにしていたと教えてくれました。そこまで心が元気になってくれて、本当に嬉しかったです。

    挨拶をしてから、後ろ髪を引かれる思いで、「また元気なMさんにお会いしたいです。」と伝えると、Mさんは「私もです。」と言ってくださいました。Mさんは、かなり笑顔が沢山出ていたようで、私もその雰囲気を沢山感じることが出来ました。

    本当はMさんのためにも、このまま定期的に施術を継続していただける方がいいのですが、旦那さんの判断で、私たちに連絡をした時に施術を行うという意思を伝えられました。今は、ただただ歯がゆい気持ちですが、また定期的な継続のご縁がいただけるように、Mさんの命を諦めず、Mさんの心身の状態が悪化しませんよう祈り続けます。

    大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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  • ブログ2022.09.15

    いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

    7月に事業所を、そして先日、無事に自宅の引っ越しを終えることができました。引っ越し荷物の片付けがあり、落ち着くまでまだしばらくかかりそうですが、ひとまず一段落しました。

    昨日、チームひめさゆりのメンバーから、思いがけない心遣いを頂きました。いつも本気で社業に励むメンバー一人ひとりの真心込められた贈り物に、感動と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

    「お引越しお疲れさまでした。そして、いつも本当にありがとうございます。これは私たちからの気持ちです。どうぞ受け取ってください。」

    そう言いながら見せてくれた笑顔がとても誇らしく、まさしく「和顔愛語」に満ち溢れていました。仕事や家庭があり、皆それぞれ忙しい中、時間を割いて準備してくれたプレゼントです。大切に大切に使わせてもらおうと思います。

    もっともっと社員一人ひとりに心を配れる自分づくりをして、社員孝行していこうと、強く心に誓いました。

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  • ブログ2022.09.14

    皆さんいつもご覧いただきありがとうございます、鴫原です。

    昨日お伺いした患者のNさんご夫妻宅でのことです。

    いつもは、奥様が玄関で迎えてくださるのですが、その日はNさんが対応してくれたのです。

    お宅にあがらせていただくと開口一番に、
    「妻が入院しちゃったんだ。」と伝えてくださいました。
    私たちも大変驚きでした。

    「妻がいないと寂しくなるな…」と寂しさを口に出されていました。
    「今まで妻に色々とやってもらっていたから、
    いざ自分が力になろうと、何かやろうとしても意外と何もできないんだなぁと思う。」と話すNさん。

    普段、Nさんは口数が多い方ではないのですが、その日お伺いした時は、いつも以上にお話をされていました。

    寂しさの表れかと思います。2人でいることが当たり前だったと思うので、本当寂しいと思います。
    その日はたくさんお話を聴かせていただきました。
    次回お伺いする際も、少しでもNさんの寂しさが緩和するように、たくさんお話ができればと思います。

    社訓の「対話、共存」を意識しながらケアしていきます。
    少しでも、喜んでいただけますように。

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

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